森八で日本三大銘菓の長生殿と氷室饅頭、金沢菓子木型美術館 / 石川 金沢 1625年創業 (寛永2年)
石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として…
続きを読む →石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄しました。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。前田利家時代は尾山(二河川間台地の先端の意味)と称されていましたが次代の利長時代に金沢の呼称に戻りました。加賀藩の産業振興と学問・文芸奨励とにより伝統文化が興隆し、加賀宝生(能楽)等の伝統芸能や加賀友禅・金沢漆器・金沢箔・九谷焼等の伝統工芸が今に受け継がれています。小規模空襲を除き昭和の戦災をほぼ免れたこともあり、寺社・旧跡・文化財が多数残っていて、兼六園・成巽閣庭園・金沢城跡・尾山神社・長屋武家屋敷跡・茶屋街(ひがし・にし・主計町)・金沢21世紀美術館等の多くの観光名所や香林坊・片町の繁華街・近江町市場・湯涌温泉等が賑わっています。加賀野菜(金時草・加賀蓮根等)・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。
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