石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。
1913年創業、兼六園と歴史を共にする茶店 見城亭
兼六園下・金沢城のバス停から徒歩5分ほど、金沢駅から車から14分前後の場所、兼六園の桂坂口近くにある茶店 見城亭。1913年(大正2年)に創業し、2019年(令和元年)に隈研吾氏の設計でリニューアルされています。1Fがカフェスペース、2Fが食事スペースでモーニングとランチを提供されています。
という、見城亭さんの外観です。和モダンを感じる超カッコ良い建物です。
こちらが店頭にあった看板。建物のクオリティに負けない、素敵なパフェやスイーツが並んでいます。
店内に入りました。一人で伺いカウンター席に通されました。こちらがカウンターから見た風景です。情緒があって良いですね。
こちらは1Fの奥のカウンター。金箔で作られた金沢城の絵がとても豪華。とはいえ嫌味でないのが、とても素敵ですね。
こちらがメニュー表です。パフェ、スイーツ、ドリンク、全部美味しそうで、どれにしようか相当迷いました。
で、今回オーダーしたのが厳選抹茶アフォガードです。こんな可愛いアフォガード見たことない。追い抹茶できるように、抹茶も付いてきます。
アフォガードをアップでどうぞ。上の白い部分はミルクエスプーマです。
エスプーマの下には抹茶アイスが。苦味の利いた抹茶と、優しいミルクエスプーマのバランスがとても良い。めっちゃ美味いなぁ。
見城亭さん、さすが隈研吾デザイン!という歴史と和を感じるモダンな印象と、それに合うルックスに強いこだわりを持つ美味しいスイーツたちと、とても上質な空間になっていました。これは流行るよなぁ。歴史的背景をどう現代的に解釈するかのお手本的なお店じゃないかと感じました。また遊びに行きたいです。
———兼六園茶屋 見城亭 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業
〇営業時間
・10:00 – 16:30
※水曜日 定休日
〇住所
石川県金沢市兼六町1−19
(公式サイト)⇒ 兼六園茶屋 見城亭