茶山饅頭総本舗谷口屋で、茶山饅頭を買う / 広島 福山市 1865年創業 (慶応元年)

広島県東部で県南東端の福山市は、1916年発足の旧・福山市が1966年に旧・松永市と合併して現市となりました。元は蝙蝠(こうもり)山と称した福山城の地を“蝠”が“福”に通じるとして水野氏が福山と命名したのが地名由来です。下駄(全国生産8割)・琴(全国生産7割)・備後絣(日本三大絣)・畳表・デニム等の地場産品が多く、クワイ(全国生産8割)・グリーンアスパラガス・青大(巨大胡瓜)・葡萄・桃・杏・海産物やその加工品(鯛竹輪・ガス天等)・加工醤油・保命酒・とんど饅頭・本物そっくりスイーツ等の特産物・名物が豊富で、名勝・鞆の浦を望む市内には老舗の和洋菓子店・食品店などが残っています。

1865年創業、菅茶山をイメージして作った茶山(ちゃざん)饅頭が名物 谷口屋

神辺高校前のバス停から徒歩4分ほど、福山駅から車で25分ほどの場所にある 谷口屋。1865年(慶応元年)に、下宮仙右ェ門氏が創業した和菓子店です。創業の地は備後吉野山の谷の入り口だったことから、屋号を谷口屋とされています。江戸末期に現在の場所に移転されています。名物は茶山饅頭。漢詩人・儒学者・教育者である菅茶山がこの地の近く(神辺エリア)で生まれ育っており、その5代目の子息と、谷口屋の4代目が幼馴染で、菅茶山をイメージしたお菓子を作ることとなり、その結果生まれたのが茶山饅頭となります。

という、谷口屋さんの外観です。看板に慶応元年創業とあります。 看板をアップでどうぞ。茶山饅頭と紅羊羹が名物です。 店内に入りました。茶山饅頭がずらりと並んでいます。
別のディスプレイ写真もどうぞ。
鶴瓶さんが「鶴瓶の家族に乾杯」の撮影でやってきたそうで、鶴瓶さんのサインがありました。
茶山饅頭のお茶は、近くにあるお茶の老舗・岡田園さんの抹茶を使われています。 色んなメディアに取り上げられた際の記事や写真も掲載されていました。
で、購入したのが茶山饅頭です。このイラストが菅茶山ですね。 で、こちらが茶山饅頭です。抹茶を練り込んだ皮に、餡子の入った小ぶりのお饅頭となります。

茶山饅頭、抹茶の軽い苦味と餡子の甘味のマッチングがとても良く美味しかったです。お茶の味を十分に感じられるので、お茶と合わせるも良いですが、コーヒーと合わせるのも良さそうです。それに、一口で食べられてしまうので、無限に食べられそうなのが怖いですね。また食べたいなぁ。

——-茶山饅頭総本舗谷口屋 基本情報———-
〇創業年 1865年創業  /  慶応元年創業
〇営業時間
・9:00-18:00
※定休日なし
〇住所
広島県福山市神辺町川北641
(公式サイト)⇒ 茶山饅頭総本舗谷口屋

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