魚津酒造、北洋ひやおろし2023を飲む / 富山 魚津市 1925年創業 (大正14年)

富山県東部(呉東:呉羽山より東の地域)ほぼ中央で新川(にいかわ)地区の富山湾に面した魚津(うおづ)市は、1952年(昭和27年)の下新川郡魚津町・11村合併で発足しました。地名は、大道/魚堵(をど)→小戸ヶ浦(をどがうら)→小戸(をど)→小津(をづ)と変化し、新漁法により魚類が多収穫となったことから1595年(文禄4年)に魚津となり、昭和の戦後すぐまでは“うをづ”と表記していました。漁業(ホタルイカ・白海老・紅ずわい蟹等)が盛んで、他に加積林檎・西布施葡萄・友道梨・蒲鉾・黒作り・鱒寿司・水だんご・清酒・魚津漆器等の特産品があります。1956年(昭和31年)9月の魚津大火で市街地北半分を焼失しましたが、市内には老舗の料理店・和菓子店・食品店・割烹旅館・酒蔵などが残っています。

1925年創業、魚津市唯一の酒造メーカー 魚津酒造

魚津駅から徒歩14分ほど、富山駅から45分前後の場所にある 魚津酒造。1925年(大正14年)に、漁師であった宮内吉次郎氏が創業した酒蔵です。創業当時から長らく、本江酒造(ほんごうしゅぞう)の名で営業されていましたが、2022年に日本酒キャピタルの傘下へ入った後に、同年12月に魚津酒造へと改称されています。魚津市唯一の酒蔵であることから、この名へ変更したとのことです。

という、魚津酒造さんの北洋ひやおろし2023を購入しました。北洋は日本酒キャピタル入りする前からの主力銘柄で、発売当時は酒どころ灘に負けないようにと「きたなだ」と読んでいたそうです。
ロゴ部分をアップでどうぞ。純米吟醸がアルファベットでJUNMAI GINJOと書かれています。海外も狙っている銘柄なのかな。 ラベル横側です。お米は国産としか書かれていませんが、魚津酒造さんは兵庫県産の山田錦と、富山県初の自主開発酒米雄山錦を使われています。富山のお米を、立山山麓水系のお水で仕込んでいます。

北洋は今回飲むのが初めてでしたが、きりっとした辛口よりの味わいで魚介類と合わせるのにとても良さそうでした。富山湾の恵と合わせるのにぴったりですね。富山県内で見つけたら、積極的に飲んでいこうと思います。

———-魚津酒造 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
・8:00 – 12:00
・13:00 – 17:00
※土曜・日曜 定休日
〇住所
富山県魚津市本江新町6−1
(公式サイト)⇒ 魚津酒造株式会社 – 海に生きる人々に愛され続けてきた魚津唯一の酒蔵

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です