東京 神田 神田まつや(創業1884年)

東京は神田。近くは秋葉原の電気街やオフィス街が多く立ち並ぶこの街。ですがよく見てみると昔の面影が所々残っているのが見受けられます。
今回は神田須田町にある老舗にお邪魔します。

奇跡的に空襲を免れた名店

神田まつやは明治14年(1884年)に福島家の初代、市蔵氏が創業しました。
建物は関東大震災後の大正15年に木造の二階建てに建て替えられ、その後2001年に東京都の歴史的建造物に選定されました。
かつてこの「神田まつや」のある神田須田町は「連雀町」と呼ばれており、第二次世界大戦の空襲から奇跡的に残りました。前回記載した「神田やぶそば」、そして「いせ源」、「竹むら」老舗の名店も連雀町にあり今も現存しています。

『あくまでも大衆店でありたい』

お昼時に来店したのですが、風格のある外観から店内に入るととても庶民的な雰囲気が漂っています。100年も超える老舗というと背伸びしてしまうような所もありますが、年配の方々が昼間から御酒を楽しみ、若い家族も多く幅広く親しまれているのが見受けられました。
このお店には
『あくまでも大衆店でありたい』
という信念があるようで、その言葉の通りの雰囲気がそこはありました。

昔ながらの手打ち蕎麦

「神田まつや」の蕎麦の特徴は茨城県境町で収穫される「常陸秋そば」という品種を主に使用しており、昔ながらの手打ち蕎麦というのも最大の特徴です。
つゆは鰹だしとかえすのバランスが良く取れた辛めのつゆです。



年季の入った赤い湯桶で蕎麦湯も出されます。蕎麦つゆと合わせて飲むと蕎麦の風味が強く、とても美味しいので是非お試しあれ。その他ツマミ系も充実しており、蕎麦も食べたいけれどと迷ってしまうほどです。
今回は焼き鳥を一緒に頼んだのですがとても美味しかったです。今度はお酒と一緒に蕎麦とツマミを食しに来ようと思ったのでした。昼から飲んでしまうのも納得ですね。

あのハリウッドスターも来店!

美食家として有名な小説家の池波正太郎氏も良く訪れていたという「神田まつや」。前に書いた『あくまでも大衆店でありたい』ということから、
『デート中のカップルでも総理大臣でも“相席御免”。』
だぞう。
この記事を書く際に「神田まつや」を調べていた所、あのハリウッドスター・トムハンクスが来店し、他のお客さんと楽しげに映られている写真を発見しました。
ハリウッドスターも“相席御免”だった訳でしょうか?
そんな老舗ながらも大衆店の雰囲気をいつまでも残している名店に足を運んではいかがでしょうか?

———-神田まつや 基本情報———-
・創業1884年(明治14年)
営業時間
[月~金]
11:00~20:00(L.O.19:45)
[土・祝]
11:00~19:00(L.O.18:45)
定休日
日曜日

・住所
東京都千代田区神田須田町1-13

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です