千葉県北西部の松戸市は、矢切の渡しで知られるように江戸川を挟んで東京都に接し、商業施設や大規模住宅団地が点在して都区部のベッドタウンでもあります。地名由来には、盛んな馬飼育から“馬の里→馬里→まさと”転訛説・日本武尊が従者を待った地に祠を祀った(松戸神社)故事からあるいは太日川へりの松戸宿で渡し舟を待つことから“待つ里→まつど”転訛説・馬連れ太日川渡河の“馬津(馬の港)”転訛説等の諸説があります。矢切葱・あじさい葱・梨(二十世紀梨の発見地、現在は幸水・豊水主体)・白玉粉・茄子与一漬・鰻佃煮等の特産物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
1868年頃創業、流山から松戸へやってきた 関宿屋
松戸駅から徒歩5分ほどの場所にある 関宿屋 本店。元々流山で蕎麦屋を営んでおり、1868年頃(明治元年)に松戸神社辺りに移転されます。1905年(明治38年)に現在の場所に移り蕎麦屋を開店され、現在は蕎麦屋・天ぷら&あなごめしの日本料理屋・寿司屋の3店舗を運営されています。
という関宿屋さんの本店にお伺いしました。本店は天丼とあなごめしがメインの日本料理店です。こんな感じの外観です。
店内に入りました。メニューの1ページ目は穴子めし!と、海老と帆立のかき揚げ丼。どっちも魅力的過ぎる…!
他にもいろいろメニューがあります。まずは天ぷら系 or 穴子のどっちにするか、ですね。
おつまみメニューも充実です。全部美味しそうだなぁ。
ということで、今回は穴子づくしで攻めることにしました。
穴子、寄りの図。ははぁー、君最高のやつだね。
穴子天ぷらもどうぞ。えぇ、最高に美味しかったです。
珍しかったのは、この穴ざく。簡単にいうとうざくを穴子で作った感じです。
デザートにプリンも。大変満足できるお食事でした。
関宿屋さんには、印西市の老舗を回ったのちにお伺いしたのですが、大変疲れていたこともあり、気持ち多めに頼んだところ、物凄い量になってしいましたw。美味しかったので楽勝食べられましたけれどw。元々お蕎麦屋さんとして始まった関宿屋さんが、どうして穴子にたどり着いたのかをお伺いできていないので、次お伺いする機会があればお話し聞いてみたいです。
—— 関宿屋 本店 基本情報———-
〇創業年 1868年頃創業 / 明治元年頃創業
〇営業時間
・11:00~14:00 / 17:00~21:00 (土・日・祝は20:00まで)
※火曜日 定休日
〇住所
千葉県松戸市本町7-2
(公式サイト)⇒ 関宿屋 本店 | 関宿屋│千葉県JR松戸駅の老舗天丼・あなご飯