千葉県北部の印西(いんざい)市は、1954年(昭和29年)に木下(きおろし)町等合併で発足し、印旛沼の西方であることから命名された印旛郡印西町が、1996年(平成8年)に旧市となり、2010年(平成22年)に2村が加わって現市となりました。小玉西瓜・印西メロン・梨・トマト等が特産で、江戸期から賑わう河岸周辺にかつて多数あった印西米使用の手焼き煎餅(木下煎餅)・久七団子・印旛のどら焼・鰻蒲焼・印西味噌ピー唐揚げ等の名物・地元食品があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・煎餅店などが残っています。
1906年創業、伝統を守りつつ新しいフレーバーに挑戦する 土井米菓
印西牧の原駅・小林駅、どちらからも車で6分ほどの場所にある 土井米菓。どちらの駅からも徒歩で30分ほどかかり、かつ、バスが見つからなかったため、良い運動しながらの訪問となりましたw。1906年(明治39年)に創業したお煎餅の専門店で、こちらを本家に東京に分家のお店があるとおっしゃられていました。
という土井米菓の外観。ご自宅の一部がお店になっているようでした。
店内に入ります。塩味、醤油味といった基本ラインナップに加え、ちょっと珍しいフレーバーもあります。
こちらがディスプレイ下段。美味しそうだなぁ。
お店の方にお勧めされたのが、こちらの唐がらし、でした。お煎餅に七味っぽいのが練り込まれています。
パッケージ中央には印西市マスコットキャラクターのいんザイ君が。
唐がらし、ちょうど良い辛さでおいしかったです。
そして、しお味。クラシカルに美味しかった。全てのお煎餅の基本、って感じ。
パンチあったのが、こちらのニンニク。結構ガツンときます。美味しい!
しょうゆ味の写真を撮り忘れましたが、醤油も香ばしくって美味しかったです。個人的なヒットとしては、唐がらしがNo.1で、次がしおでした。にんにくは結構パンチあるので、好き嫌い別れるかなぁというチャレンジングな味でした。改めてお煎餅って美味しいなぁと思える食べ比べでした。ちょっと行きづらいお店ですが、また食べたいなぁ。
—— 土井米菓 基本情報———-
〇創業年 1906年創業 / 明治39年創業
〇営業時間
・8:00~18:00
※無休
〇住所
千葉県印西市笠神434
(食べログ)⇒ 土井米菓 (ドイベイカ) – 小林/和菓子 | 食べログ