本丸池田屋のショコラ羊羹苺ミルク / 新潟 小千谷市 1896年創業 (明治29年)

新潟県中央部の小千谷(おぢや)市は、市南東部から北東部に流れる信濃川の大規模河岸段丘が特徴で長岡市のベッドタウンでもあります。地名には、“おち”(沢が落ち合う場所・低湿地)転訛説・市内を流れる茶郷川流域にあった“千屋郷(千谷郷、ちやごう)”の支村“小千谷”由来説等があります。小千谷縮(麻織物)・小千谷仏壇・正四尺玉(せいよんしゃくだま、打上花火玉)・錦鯉養殖等の伝統産業で知られ、こしひかり・西瓜・タカミメロン・米菓・清酒等の特産品や“へぎそば”・羊羹等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1896年創業、新潟県唯一の煉羊羹専門店 本丸池田屋

片貝(かたかい)のバス停から徒歩14分ほど、来迎寺駅から車で8分ほどの場所にある 本丸池田屋。1896年(明治29年)に本田助七氏によって創業された、新潟県唯一の煉羊羹専門店です。天領であった片貝にはピーク時に10軒以上の羊羹屋さんがあったそうですが、今は本丸池田屋さんを残すのみ、となっています。
本丸池田屋、という変わった屋号は菓子屋を営む前の薬膳種を販売していた頃の名残と言われており、池田さんのお店と勘違いされないように「本に丸」の家紋をつけた、と言われています(詳細は定かでないようですが)。

という本丸池田屋さんには羊羹を使った様々なスイーツがあるのですが、今回はショコラ羊羹シリーズの苺ミルクを購入しました。ショコラ羊羹は全4種類あり、他はビター(チョコ)、ミルク(ホワイトチョコ)、抹茶ミルクになります。
開けるとこんな感じです。
ででーん。羊羹にホワイトチョコといちごソースが練り込んであるそう。カカオ豆と羊羹作りに使う小豆・手亡豆の相性が良かったことから生まれた商品です。甘さと酸っぱさのバランスが面白い! こんな紙が入っていました。ショコラトル(チョコレート)と羊羹のマリアージュをお楽しみください、とのこと。十分に楽しめました!

本丸池田屋さんのある片貝町は花火も有名な街であり、玉花火という、とても可愛いゼリー菓子も販売されています。ショコラ羊羹とどちらにしようか悩んだのですが、より珍しいショコラ羊羹苺ミルクを購入したのでした。他のショコラ羊羹も玉花火もいつか食べたい!

↓ショコラ羊羹は楽天でも購入できますよ。

 

—— 本丸池田屋 基本情報———-
〇創業年    1896年創業 / 明治29年創業
〇営業時間
・8:00~19:00
※無休
〇住所
新潟県小千谷市片貝町6293
(公式サイト)⇒ 本丸池田屋

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