大舘屋のくるま麩を卵とじ風にする / 富山 氷見市 1920年創業 (大正9年)

富山県北西部で能登半島の根元の東側に位置する氷見(ひみ)市は、好漁場である富山湾西岸の諸漁港で水揚げされる豊富な海産物で知られています。特に重要な特定第3種漁港としては全国13港(本州・九州のみ)の一つである氷見漁港では氷見魚市場も設置され、近年では約8割が安土桃山時代に発祥した定置網漁法による漁獲で、春の鰯・夏の鮪、特に冬の氷見鰤(寒鰤)が名産品です。地名由来には、蝦夷防備の狼煙(のろし)監視場の“火見”説・海越しに見える立山連峰の万年雪から“氷見”説・海が干し上がった陸地の“干海”説等の諸説があります。古刹・光禅寺は漫画家の藤子不二雄A(安孫子素雄)の生家として知られ、市内には氷見温泉郷・氷見漁港場外市場(ひみ番屋街)等の多数の観光名所・施設、氷見牛・氷見うどん等の特産品・郷土食や金鍔等の名物も多く、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1920年創業、立山連峰からの豊富な雪解け水をつかって麩を作る 大舘屋 (おおだちや)

氷見駅から徒歩5分ほど、新高岡駅から車で30分前後の場所にある 大舘屋。1920年(大正9年)に、氷見市で創業された麩製造業の老舗店です。氷見市は立山連峰からの豊富な雪解け水があり、麩づくりに適した土地なのだそうです。現在は4代目のご主人によって運営されています。

という、大舘屋さんの外観です。不定休ですが日曜日休みのことが多いのだとか。残念ながらそんな休みの日にぶつかってしまいました。

ということで、近くのお店で大舘屋さんの手造りのくるま麩をゲットしました。くるま麩ってなんでこんな美味しいのかね。 今回もFoodist Linkのタイガシェフに作ってもらいました。出汁を吸わせて卵とじ風にするとめっちゃ美味しいよね。

くるま麩大好きなので、見つけるとつい買ってしまいます。大体が今回のような卵とじか、フレンチトースト風に出来上がるのですが、液体の吸引率の高さと食感の良さが相まって本当に美味しく出来上がります。自分で調理したことはないのですが、前に食べたくるま麩のハンバーガーも美味しかったです。色々と挑戦してみたいなぁ。

—– 大舘屋 基本情報———-
〇創業年 1920年創業 / 大正9年創業
〇営業時間
・9:00-21:00
※不定休 (日曜日休みが多い)
〇住所
富山県氷見市本町8-2
(公式サイト)⇒ 業務用の麩 – 焼麸司 大舘屋

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