富山県北西部で能登半島の根元の東側に位置する氷見（ひみ）市は、好漁場である富山湾西岸の諸漁港で水揚げされる豊富な海産物で知られています。特に重要な特定第3種漁港としては全国13港（本州・九州のみ）の一つである氷見漁港では氷見魚市場も設置され、近年では約8割が安土桃山時代に発祥した定置網漁法による漁獲で、春の鰯・夏の鮪、特に冬の氷見鰤（寒鰤）が名産品です。地名由来には、蝦夷防備の狼煙（のろし）監視場の“火見”説・海越しに見える立山連峰の万年雪から“氷見”説・海が干し上がった陸地の“干海”説等の諸説があります。古刹・光禅寺は漫画家の藤子不二雄A（安孫子素雄）の生家として知られ、市内には氷見温泉郷・氷見漁港場外市場（ひみ番屋街）等の多数の観光名所・施設、氷見牛・氷見うどん等の特産品・郷土食や金鍔等の名物も多く、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

江戸時代創業、北陸を代表する魚問屋の1つ つりや

幸町のバス停から徒歩7分ほど、氷見駅から車で7分前後の場所にある ひみ番屋街。つりやさんは南の番屋内に店舗を構えられています。江戸時代に創業された魚問屋で、150年以上に渡って東京・大阪・福岡等の大都市へ氷見ブランドのお魚を中心に出荷をされている会社です。各種魚の加工も行われています。

という、つりやさんのひみ番屋街店の外観です。のぼりの”つりや”の文字が可愛い。 店内には沢山の加工品が置かれていました。すぼしも美味しそうだったなぁ。

冷蔵系の加工品も超美味しいそう。
見ていると全部欲しくなるw。
ぶりのコンフィとか、さばの燻製とか、絶対美味しいやつだよね。
レジ横には老舗お醤油店とのコラボ醤油も。パッケージも可愛いね。 色々悩んだ結果、燻製盛りセットを購入。さば・ふぐ・かき・はたはた等が入っています。 パッケージ裏側はこんな感じです。ビールとの相性最高でしたが、日本酒との相性もきっと間違いないね。

つりやさんの燻製盛り合わせめちゃくちゃ美味しかったです。その他の商品も美味しそうなものが沢山あったので、今度は手持ちに余裕を持った上で色々買いに行きたいなぁ。美味しいお魚加工品を作ってくれる会社は正義ですね。

—– つりや 基本情報———-
〇創業年　江戸末期創業 (1800年代創業)

※以下は、直営店 ひみ番屋街店の情報です
〇営業時間
・8:30-18:00
※年中無休（元日を除く）
〇住所
富山県氷見市北大町二五-五　ひみ番屋街 南の番屋内
（公式サイト）⇒ つりや