そば処 結城屋 本店で、天おろしそば / 群馬 前橋市 1884年創業 (明治17年)

群馬県の中南部で県庁所在地の前橋市。江戸時代は前橋藩で、1601年(慶長6年)から約150年(9代)に亘り徳川氏譜代の酒井氏治世で、その後に姫路藩から移った松平氏、明治直前に松平氏が再度復帰するまでの99年間は川越藩前橋分領でした。かつての車川(現在の利根川辺り)の“駅家(うまや)の橋”に因んだ古くからの地名の“厩橋(まやはし)”を“前橋”に改称したのは第4代藩主で幕府大老を務めた酒井忠清の頃と伝わります。農業や乳用牛・豚等の畜産業も盛んです。豚丼・ソースかつ丼等の特産豚肉料理や焼きまんじゅう等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1884年創業、前橋市内に複数の暖簾分け店を産んだ そば処 結城屋 本店

前橋駅から徒歩8分ほどの場所にある そば処 結城屋 本店。1884年(明治17年)に創業した蕎麦店です。2代目尾崎泰治氏の時代に暖簾分けが始まり、1929年(昭和4年)に暖簾分け1号店が誕生し、最盛期には支店からの枝分かれを含めて16店舗あったそう。現在も前橋市内に5店舗の結城屋さんが営業されています。

という、結城屋 本店さんの外観です。道路向かいから撮っていますが、かなり大きめな店舗です。大きな駐車場もあります。

店舗横には、当店名物・天おろしそばの看板が。これは頼まないとですね。

のれんはこんな感じ。結城屋さんでは、山にゆ、のこの暖簾を使うお店が多いそうです。

店内に入りました。メニュー表に、創業明治十七年とあります。

メニュー最初は温かいそば・うどんと、冷たいそば・うどんから。蕎麦屋さんですからね。

そして次ページです。おつまみになる一品物と、ご飯物です。ソースカツ丼食べるかギリギリまで悩みましたw。

で、オーダーしたのが天おろし蕎麦です。温かいのをオーダーしました。

別角度からもどうぞ。甘めの出汁とおろしの相性がピッタリです。美味い。

結城屋本店さんは、家族連れが座敷席にいてファミリーで楽しんでいて、テーブル席では地元のおじいちゃん達がお酒片手に談笑して〆に蕎麦を頼む、というシーンが繰り広げられていて、地元の方のいろんなシーンにハマったからこそ、今も人気店であり続けるのだなぁと感じました。みていて、近くにお気に入りの蕎麦屋さんが欲しくなりましたw。

—— そば処 結城屋 本店 基本情報———-
〇創業年 1884年創業 / 明治17年創業
〇営業時間
・11:00~15:00
・17:00~20:00
※水曜日 定休日
〇住所
群馬県前橋市本町3-1-15
(食べログ)⇒ そば処 結城屋 本店 (そばどころ ゆうきや) – 中央前橋/そば | 食べログ

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