原嶋屋総本家で、焼きまんじゅう / 群馬 前橋市 1857年創業 (安政4年)

群馬県の中南部で県庁所在地の前橋市。江戸時代は前橋藩で、1601年(慶長6年)から約150年(9代)に亘り徳川氏譜代の酒井氏治世で、その後に姫路藩から移った松平氏、明治直前に松平氏が再度復帰するまでの99年間は川越藩前橋分領でした。かつての車川(現在の利根川辺り)の“駅家(うまや)の橋”に因んだ古くからの地名の“厩橋(まやはし)”を“前橋”に改称したのは第4代藩主で幕府大老を務めた酒井忠清の頃と伝わります。農業や乳用牛・豚等の畜産業も盛んです。豚丼・ソースかつ丼等の特産豚肉料理や焼きまんじゅう等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1857年創業、オーダー毎に焼きまんじゅうを焼き上げる 原嶋屋総本家

住吉町交番前のバス停から徒歩8分ほど、前橋駅から車で8分前後の場所にある 原嶋屋総本家。1857年(安政4年)に創業した焼きまんじゅうの専門店です。焼きまんじゅう屋さんの中で有数の歴史を持つお店で、麹で発酵させたこだわりのおまんじゅう生地に、特製の味噌ダレをつけて焼き上げています。

という、原嶋屋総本家さんの外観です。看板には創業安政四年と書かれています。

こひらが入り口です。暖簾のフォントもカッコ良いですね。

焼きまんじゅうはオーダー毎に焼き上げる形で、焼き上がりまで店内で待ちます(昔は店内でも食べられたようですが、今はテイクアウトのみです)。

焼き上がり待ち中に店内を撮影。メディアにもよく取り上げられるお店なんです。

こちらが焼き上がりの図。生地は割としっかりめで食べ応えがあります。

今回の群馬ツアーで、3軒の焼きまんじゅう店にお伺いしました。生地そのものの味や食感の違いがあること、そして味噌ダレも辛めから甘めまで様々なバリエーションがあり、とても楽しかったです。焼きまんじゅう、もっと知りたくなりました!

—— 原嶋屋総本家 基本情報———-
〇創業年 1857年創業 / 安政4年創業
〇営業時間
・10:30~17:00 (売り切れ次第終了)
※火曜日 定休日
〇住所
群馬県前橋市平和町2-5-20
(食べログ)⇒ 原嶋屋総本家 – 中央前橋/和菓子 | 食べログ

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