米久本店の牛鍋は至高 / 東京 浅草 1886年創業 (明治19年)

高級店から大衆店、甘味・軽食・ディナーまで何でも老舗で揃えられる街、浅草。そんな浅草には、牛鍋・すき焼きの名店が沢山営業されています。

1886年創業、コスパ抜群の牛鍋が食べられる 米久本店

つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分ほど、銀座線浅草駅から徒歩10分ほどの場所にある米久本店。古くから牛鍋を提供するこのお店は、1886年(明治19年)の老舗。保存技術・加工技術が今ほど優れていなかった明治時代に、美味しい牛肉を食べるために生み出されたのが牛鍋です。
(元々は関東は牛鍋・関西はすき焼きと棲み分けがあったのですが、明治以降言葉の統一が図れる中で、関西の料理用語に統一されていき関東もすき焼きと呼ぶようになった等諸説あり。関東大震災以降と書かれることも多いが、それ以前にも東京ですき焼きの記載は見られるとのこと。)

こちらが米久さんの店舗外観。引き戸、提灯、のれんと日本の古き良き素敵なお店。This is Japanって感じ。

ディスプレイはこんな感じ。レトロかっこよい。

中に入ると大きな太鼓(写真撮り漏れ…)と、大きな階段が。今回は1階の席に通して頂きましたが、1階・2階共にかなりの収容力のある大箱のお店です。ツアーのお客さんもいらっしゃったりしていました。
こちらがメニュー。ざっくり言えば牛鍋は2つ。上かトクか。トクはおそらく特上や特別の特で、特が高いお肉になります。価格差は600円。ここはトクでしょー。ということでトクの2人前のお肉がこんな感じ。サシが素敵すぎる。

やや小さめなお鍋でお肉を煮ます。
(何をしているか不明な写真でスミマセンw)米久本店さんはセルフスタイルです。割り下を入れて早速ザクとお肉を入れました。お店の方推奨は「肉は煮過ぎず、少し赤いぐらいが」とのこと。

直ぐに出来上がるので、卵の中にどぼーん。美味しすぎて泣けますw。

第二弾は少しザク多めで。春菊の苦みもすっごく合います。

米久本店さん、かなり広くって中庭も付いています。味だけでなく、雰囲気含めて楽しめるので、外国人の方を連れて行くと喜ばれますよ。

浅草には、今半本店さん今半別館さん、ちんやさん、米久本店さんと、牛鍋・すき焼きの老舗が沢山あります。どのお店が良いか、と聞かれると、それぞれ良さがあるため、答えに窮するのですが、個人的には全部行ってご自身の好みのお店を見つけるのがベストだろう、と思っています。
私のお勧めは…、私のTwitterにでも聞いて頂ければお答えしますが、基本全部好きで、シチュエーションに合わせてお店を使い分けますよ、な感じです。ということで、全店行きましょうw。

———米久 基本情報———-
〇創業年 明治19年 / 1886年創業
〇営業時間
12:00~21:00(L.O.20:00)
※水曜日 定休日
〇住所
東京都台東区浅草2-17-10
(食べログ)⇒米久本店 (よねきゅうほんてん) – 浅草/すき焼き [食べログ]

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