讃岐最古のうどん屋 ヨコクラうどんで朝ごはん / 香川 高松 幕末創業

香川県の県庁所在地である高松市は、江戸時代は高松松平家(水戸徳川家の分家)が治める高松藩の城下町で、瀬戸内海に面する港町として栄えました。高松の由来には高松郷(現・古高松地区)辺の大きな高い松による等の諸説がありますが、1588年(天正16年)に豊臣秀吉家臣の生駒親正が高松郷西方の現在地に築いた城が高松城と称され城下町の地名にもなったようです。日本三大水城の一つである高松城(玉藻城)址・栗林公園・仏生山法然寺・屋島等の観光名所が多数あります。香川県は、“讃岐うどん”で知られて生産量・消費量が日本一の“うどん県”ですが、高松市にも老舗のうどん店等の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

江戸時代末期創業、讃岐最古のうどん屋 ヨコクラうどん

高松駅から車で20分ほどの場所にあるのがヨコクラうどん。電車の場合は、JR予讃線 鬼無駅から徒歩15分強の場所にあります。江戸時代末期に創業したヨコクラうどんは、現存する讃岐にあるうどん屋の中で、最も古い店舗であることが知られています。

こちらが店舗外観。昔ながらの日本家屋って感じですね。建物が2つくっついている感じで、手前がギャラリー的なスペースで、奥が店舗スペースになっていました。

こちらが店内の様子。カウンターでオーダーして作ってもらうタイプ。

オープン直後の朝ごはんに伺ったので最初のお客さんでした。

何種類もあるうどんの中でどれをオーダーするかを相当悩んだんですが、お店の人におすすめされた、シンプルな「しょうゆうどん」を注文。うどんの上にたっぷりと大根おろしとウズラの卵、そして葱が載っています。ここに自分の好きな量の醤油をかけて食べる、というもの。麺のおいしさを味わえて超良い!

せっかくうどん県に来たので、うどんの老舗にも行きたいぞ、と思っていたものの、100年越え老舗があるかどうかわからずで不安のまま高松入りしました。で、探して見つけたのがヨコクラうどんさんで、無事お伺いすることが出来ました。現状他の老舗うどん屋を見つけられておりませんが、見つけ次第また行きたいと思います。

———ヨコクラうどん 基本情報———-
〇創業年 江戸時代末期創業
〇営業時間
8:00~17:00
※無休
〇住所
香川県高松市鬼無町鬼無136-1
(公式Twitter)⇒ヨコクラうどん

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