田川堂で、昔ながらの桜餅と豆大福をイートイン / 東京 新川 1897年創業 (明治30年)

隅田川・日本橋川・亀島川に囲まれ、霊岸島とも呼ばれる中央区新川には、既に埋め立てられた掘割(新堀)があり江戸時代は海運の要であって木場に繋がり船大工が多く住んでいました。また河岸には酒問屋が集積して上方からの“下り酒”が陸揚げされていて、今も酒類関連の組織や商店などその名残りが散在しています。今はオフィスやマンションが混在する町ですが、老舗の飲食店なども何軒か残っています。

1897年創業、新川の地で和菓子を作り続ける 田川堂

茅場町駅から徒歩5分ほど、日本橋駅から徒歩10分ほどの場所にある 田川堂。1897年(明治30年) に創業された、100年を超える和菓子の老舗となります。

こちらが店舗外観。昔ながら、という言葉がピッタリの見た目です。 店舗のディスプレイはこちら。いやー、良いですね。タイムスリップしたような気持ちになります。 小さなお店なのですが、イートインスペースもありました。せっかくなので、今回はこちらで頂きました。 購入したのはこちらの2つ。左が桜餅で、右が豆大福です。どちらも小ぶりサイズ、甘さ控えめ。このちょうど良さ、近かったらしょっちゅう買いに行きそうw。 お店の方とお話をしていたところ、昔の店舗の写真も見せて頂けました。当時には新しい外観だったそう。

田川堂さんは、昔ながらの和菓子を、手ごろな価格でちょっと小さめの食べきりサイズで販売されていて、畏まらなくてよいお持たせや、自宅用にピッタリの和菓子屋さん、という印象でした。近くにあれば、週に何度もおやつを買いに通いたくなるような、そんなお店。近くに伺い際は、また行きたいと思います。

——- 田川堂 基本情報———-
〇創業年 1897年創業 / 明治30年創業
〇営業時間
9:00~17:00
※土・日曜・祝日定休日
〇住所
東京都中央区新川1-2-7
(食べログ)⇒ 田川堂 (たがわどう) – 茅場町/和菓子 [食べログ]

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