徳川家齊に献上された來間屋生姜糖本舗の生姜糖 / 島根 出雲市 1715年創業 (正徳5年)

島根県中東部の出雲(いずも)市は、1941年(昭和16年)発足の旧出雲市が2005年(平成17年)に平田市及び4町と合併(のちに1町編入)して現市となり、出雲大社・須佐神社等の古代史・文化遺産が豊富な“神話の国”として知られています。出雲の地名は“八雲立つ”(雲が美しく湧き出る)の意味とされていますが、由来には夕つ方(夕日沈む西方)説・五面(いつも、出雲国と国引き造成の四ヶ国とで五面)説等の諸説もあります。出雲蕎麦(わんこ・戸隠と共に三大蕎麦)・あご野焼・島根ワイン・発祥の出雲ぜんざい・銘菓(俵まんぢゅ・宿禰餅など)等の名物がある市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1715年創業、徳川家齊に献上した生姜糖が名物 來間屋生姜糖本舗 (くるまやしょうがとうほんぽ)

雲州平田駅から徒歩7分ほど、出雲駅から車で22分前後の場所、木綿街道沿いにある 來間屋生姜糖本舗。1715年(正徳5年)に、製菓業を行っていた來間屋文左衛門氏が生姜糖を完成させ、この年を創業年とされています。この生姜糖は一子相伝で伝えられ、文化年間には徳川将軍家齊公や松江藩主に献上されたお菓子です。

という、來間屋生姜糖本舗の外観です。蔵っぽい見た目をしています。

店内に入りました。生姜糖が並んでいます。美味しそうだなぁ。

ディスプレイに生姜糖と抹茶糖が並んでいます。

こちらは白・紅・抹茶の3色入りの大入りパックになります。

今回は白と抹茶が入った、ひとくち生姜糖を購入しました。

上が白の生姜糖、下が抹茶糖です。

開けてみました。こちらが白の生姜糖です。酸味があって美味い。

こちらが抹茶糖です。色が綺麗…!

來間屋生姜糖本舗さんの生姜糖は以前頂いたことがあるのですが、なんだか落ち着く美味しさです。酸味と甘味のバランスがとても良いんです。この味が300年以上前に生み出され、今も愛されているってすごいことですね。木綿街道へ行く機会があればぜひご訪問してみてください。

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———來間屋生姜糖本舗 基本情報———-
〇創業年 1715年創業 / 正徳5年創業
〇営業時間
・9:00 – 19:00
※不定休
〇住所
島根県出雲市平田町774
(公式サイト)⇒株式会社 來間屋生姜糖本舗

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