島根県中東部の出雲（いずも）市は、1941年（昭和16年）発足の旧出雲市が2005年（平成17年）に平田市及び4町と合併（のちに1町編入）して現市となり、出雲大社・須佐神社等の古代史・文化遺産が豊富な“神話の国”として知られています。出雲の地名は“八雲立つ”（雲が美しく湧き出る）の意味とされていますが、由来には夕つ方（夕日沈む西方）説・五面（いつも、出雲国と国引き造成の四ヶ国とで五面）説等の諸説もあります。出雲蕎麦（わんこ・戸隠と共に三大蕎麦）・あご野焼・島根ワイン・発祥の出雲ぜんざい・銘菓（俵まんぢゅ・宿禰餅など）等の名物がある市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1912年創業、名水百選を仕込みに使う 井ゲタ醤油

荒茅入口のバス停から徒歩17分ほど、出雲市駅から車で15分前後の場所にある 井ゲタ醤油。1912年(大正元年)に創業された醤油蔵です。井ゲタ醤油さんは平成の名水百選に選ばれた、浜山湧水郡の湧水を使って醤油造りをされています。美味しいお水で造られたお醤油、楽しみですね。

という、井ゲタ醤油さんの外観です。こちらは蔵とか保管スペースっぽいですね。

工場に直結しております。

こちらが販売スペースです。平日17時半までとあったのですが、お伺い日は臨時なのか、でお休みでした。残念…！

が、井ゲタさんの商品は出雲市駅で購入できます。ということで3つ入った味くらべを買ってきました。

パッケージ裏側です。今回は3種類入りなので、原材料名沢山載っております。

味くらべはこの3つのセットでした。左から、たまごかけしょうゆ・ゴールド井ゲタさしみしょうゆ・しじみ醤油です。

まずはたまごかけしょうゆ。出汁が効いてて美味しい。

そして、ゴールド井ゲタさしみしょうゆ。色濃いめです。お砂糖も入ってちょい甘めな印象。

ラストがしじみ醤油です。しじみのエキスが入ってて美味い。

しじみ入りの醤油は初めて試しましたが、しじみの出汁が入ったお醤油ものすごく美味しかったです。この強い旨味をどう使うかはちょっと考えないとですが、卵かけご飯に使うのも良さそう。これ、しじみ好きな人たまらないと思います。美味しい醤油は人生豊かにしてくれますね。

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———井ゲタ醤油 基本情報———-
〇創業年　1912年創業 / 大正元年創業
〇営業時間
・9:00 – 17:30
※土曜・日曜 定休日
〇住所
島根県出雲市浜町1070番地
（公式サイト）⇒株式会社井ゲタ醤油