島根県中東部の出雲(いずも)市は、1941年(昭和16年)発足の旧出雲市が2005年(平成17年)に平田市及び4町と合併(のちに1町編入)して現市となり、出雲大社・須佐神社等の古代史・文化遺産が豊富な“神話の国”として知られています。出雲の地名は“八雲立つ”(雲が美しく湧き出る)の意味とされていますが、由来には夕つ方(夕日沈む西方)説・五面(いつも、出雲国と国引き造成の四ヶ国とで五面)説等の諸説もあります。出雲蕎麦(わんこ・戸隠と共に三大蕎麦)・あご野焼・島根ワイン・発祥の出雲ぜんざい・銘菓(俵まんぢゅ・宿禰餅など)等の名物がある市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。
1877年創業、日本酒が生まれた街で日本酒を造り続ける 酒持田本店
雲州平田駅から徒歩9分ほど、出雲駅から車で22分前後の場所、木綿街道沿いにある 酒持田本店。1877年(明治10年)に、3代目持田栄太郎氏が創業した酒蔵です。近くにある1918年創業の持田醤油店さんの本家がこちらとなります。酒持田本店さんの母屋・酒蔵等の5棟が国登録文化財に認定されており、その内の1つはRITA出雲平田 酒持田蔵 として一棟貸しの宿として運営されています。
という、酒持田本店さんの売店はこちらです。お伺いした日はちょうどテレビ撮影が入っている日でした(撮影後に伺っています)。
店内に入りました。昔ながらの蔵って感じがして凄く素敵です。
簡単な展示物もありました。昔のデザインって可愛いよなぁ。
お酒はこんな感じで並んでいます。旅行者の味方・カップ酒が複数あるのは嬉しいですね。
今回は代表銘柄であるヤマサン正宗と、 からさでの梅酒の2つを購入しました。
まずはヤマサン正宗から。木綿街道のイラストが超可愛い。
パッケージ裏側です。イラストは複数バージョンあって、こちらは街並みその四でした。
そしてこちらは、からさでの梅酒です。日本酒仕込みなのが珍しい(焼酎ベースが多い)。
こちらパッケージ裏側です。日本酒ベースなので甘さ控えめなのが特徴。
ヤマサン正宗と からさでの梅酒、どちらも初めて飲みましたがやや辛口な感じを受けて美味しかったです。個人的にはからさでの梅酒の甘すぎない飲みやすさがとても美味しかったです。こういう梅酒もありだなぁ。
↓からさでの梅酒は、楽天でも購入できますよ。
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———酒持田本店 基本情報———-
〇創業年 1877年創業 / 明治10年創業
〇営業時間
・平日 8:30〜18:30
・土日祝 9:30〜18:00
※無休
〇住所
島根県出雲市平田町785
(公式サイト)⇒酒持田本店