澤の露本舗で、砂糖だけで作った水晶あめ玉 / 北海道 小樽 1911年創業 (明治44年)

北海道中央部の小樽市は、古くから北海道有数の港湾都市として栄え、慶長年間には蝦夷地南西部を支配していた松前氏の家臣が先住民族・アイヌと交易をする知行地(場所、商場:あきんば)がありました。明治になり蝦夷地を北海道と改めて本府(政庁を核とした中心市街地)を約40kmと至近の札幌に定めると、海の玄関口として発展してきました。小樽の地名由来には異説もありますが、小樽内川(札幌との市境の星置川下流)を指すアイヌ語の“オタ・オル・ナイ(砂浜の中の川)に由来するとされています。明治期の市鰊御殿や企業・銀行の旧支店等の歴史的近代建築物が多数存在し、小樽運河沿いの大正期建造旧倉庫街は現代的カフェ・ショップ等に変身し、硝子工芸・オルゴール・酒蔵でも知られ、人気の観光都市となっています。海産物に恵まれ、水産加工品・菓子・酒類等の食品関連業が盛んで、寿司店は市内に100店舗以上が点在し、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

1911年創業、水晶あめ玉のみを扱う澤の露本舗

1911年創業の澤の露本舗は、水晶あめ玉、という砂糖だけで作った飴のみを販売しておりお店です。創業以来この飴のみを販売しているとのこと。公式ウェブサイトにはこう説明されています。

当店は明治四十四年創業以来、水飴を使用せず、砂糖だけで仕上げる『水晶あめ玉』を一品だけ販売しております、普通の飴は水飴を使用し甘さは甘味料をつかいますので、かなり甘いですが当店の飴は砂糖だけですので家庭料理の自然な甘さとお考えください、着色料、保存料等使用しておりませんので長期保存の場合は冷蔵庫で保存してください、糖化いたしましても砂糖に戻るだけですので召し上がれます。

角地にほっそりと立っているお店です。創業明治44年が輝いています。

あまり沢山食べきる自信がなかったので、一番小さいサイズを購入しました。

こちらが水晶あめ玉。机の色と同化して見づらいですが、黄金色の奇麗なあめ玉で、良いもの感凄くあります。砂糖だけで作った飴の味は「砂糖!甘い!」って感じなのですけれど、クドさが無いので思ったよりあっさりしていました。

沢山の老舗を回ってきましたが、創業当時から1商品だけで商売をされているお店は初めてでした。1商品だけではひょっとして最長の歴史を誇るお店だったりするのかもしれません。分らない辺りが老舗修行の足らなさを感じさせられますが、私が伺った100店舗近くの中では、1商品最長の店となります。
(澤の露さんより長い歴史をお持ちの1商品店舗があれば、今度こっそり教えてください)

———澤の露本舗 基本情報———-
〇創業年 明治44年 / 1911年創業
〇営業時間
AM 11:00 – PM 6:00(10時開店に遅れる事があります)
※年末年始休み
〇住所
北海道小樽市花園1-4-25
(公式サイト)⇒ 澤の露本舗(通販あり)

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