静岡県西部でかつて遠江国(とおとうみのくに)に含まれていた浜松市は古代には津(港・渡し場)由来とされる“濱津(はまつ)”と称されていましたが“はままつ”となった経緯は不詳で、室町期に今川氏が築城した曳間(引間)城を徳川家康がその近郊町名から濱松(浜松)城と改称して地名が定着し、江戸時代は譜代大名各家の浜松藩の城下町であり東海道の宿場町でした。2024年(令和6年)1月1日に従来の中・東・西・南の各区及び北区の三方原(みかたはら)地区が再編合併して中央区が発足しました。鰻・すっぽん養殖発祥地で、食用油・鰻料理・みそまん等の特産品・名物があります。区内には老舗の飲食店(鰻等)・仕出し料理店・和菓子店・和洋菓子店・食品店・製菓会社・食品会社などが点在しています。
1921年創業、カンパン・源氏パイ・かにぱん等の製造・販売を行う 三立製菓
浜松駅から徒歩8分ほどの場所にある 三立製菓株式会社。1921年(大正10年)に、松島保平氏によって創業されました。三立製菓さんの前身企業は、1883年(明治16年)に日本で初めて氷砂糖の製造した会社としても知られています。
創業の3年後1924年(大正13年)にはビスケットの製造を開始し、1937年(昭和12年)には乾パンの製造を開始し1959年(昭和34年)に一般販売を開始されています。また、ロングセラー商品の源氏パイは1965年(昭和40年)発売で、50年を超える歴史を持っています。
という、三立製菓さんへやってきました。小売りはやっていなさそうな雰囲気でしたが、せっかくならと訪問です。
入り口のディスプレイでお菓子をアピール。とはいえ、販売はないので、近くで買うことにします。
ちなみにこの日は入社選考試験日でした。凄い日に来てしまった…。
で、三立製菓さんはカンパン・源氏パイ・かにぱんが三巨頭だと思いますが、今回は かにぱん んです。静岡のご当地パンとして知られる、近年では都内のコンビニでも配備率の高いパンですね。カニの形をしてます。こんな形の袋です。
別カットで。フェカリス菌が110億個入ってるらしい。
中を開けたの図。うむ、カニだw。
かにぱん、実家の三重県の近くでも買えたので昔食べた記憶があるのですが、その頃の記憶が戻る懐かしい味でした。今回買ってみて知ったのですが、賞味期限が45日もあるので、その日持ちの良さで実家にも置いてあったのかも。保存食とまでいかない日持ちですが、おやつとして家にあると良いかもですね。
と、今回はかにぱんのみでしたが、今度源氏パイ・カンパンの写真も載せます。食べているのに写真撮り忘れましたw。
↓かにぱんは楽天でも買えますよ。
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———三立製菓 基本情報———-
〇創業年 1921年創業 / 大正10年創業
〇営業時間
・ 本社機能のため営業日等なし
〇住所
静岡県浜松市中央区中央一丁目16-11
(公式サイト)⇒三立製菓株式会社