坂井屋の手造り”がんす”はみんな食べるべき / 広島 広島市西区 明治後期創業

広島市の西半分を占める広島市西区は、古くからの住宅地で、その間に寺社が点在。江戸時代に盛んだった“たたら製鉄”以来の伝統で国内製針の9割を占める広島針(手縫い針)で知られています。広島市中央卸売市場や広島市西部物流センター(通称商工センター)が立地する一方で自然散策コースもある区内には、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が複数残っています。

明治後期創業、瀬戸内の魚を使った練り物店 坂井屋

広島電鉄 草津駅から徒歩3分ほど、JR 新井口駅から徒歩15分強の場所にあるのが、練り物を扱う 坂井屋。明治後期に創業し、創業当時から手造りの練り物にこだわって製造・販売をされているお店です。

今回は草津駅から訪問。駅から直ぐの場所なのですが、ちょっと入り組んだ道にあり迷いました。工場兼店舗といった感じ。 ショーケースには、練り物がいっぱい!練り物好きとしては悩みますね…。 ちょっと話変わりますが、広島名物といえば何を思い出しますか?お好み焼き、もみじ饅頭、最近だと汁なし担々麺とか呉冷麺とかも有名ですよね。

で、そんな広島名物の中に、是非入れてもらいたいのが “がんす” なんです。広島を代表する練り物で、すり身に一味唐辛子や野菜を入れてパン粉を付けて揚げた商品です。そのまま食べても焼いても美味い。マヨネーズ付けて食べたりします。

という “がんす” がこちらです。そのまま食べても美味い!パン粉を付けて揚げたことにより、豪華なおかず感ありますよね(僕だけかな)。
がんす以外の練り物のお薦めを伺ったところ、こちらのお好み天を勧められました。野菜、紅ショウガがアクセントになって美味い!ビール欲しい!

坂井屋さん、地元の人に愛されているお店で、私が購入して食べている間も次々とお客さんが訪れていました。家の近くにこんな美味しいお店あったら、おかずの一品として買いたくなる気持ち、凄くわかります。
坂井屋さんは市内の中心部から、ちょっとアクセスの悪い場所にありますが(電車バス乗り継いで30分強)、訪問する価値あるお店だと思います。ぜひ食べてみてください!

——- 坂井屋 基本情報———-
〇創業年 明治後期創業
〇営業時間
午前9時〜午後5時
※水曜日、日曜日、祝日、その他年末年始などの特別休暇
〇住所
広島県広島市西区草津本町13-2
(公式サイト)⇒ かまぼこ・がんす専門店 坂井屋

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