出野水産の、がんす&元祖あなご竹輪をお取り寄せ / 広島 広島市西区 1923年創業 (大正12年)

広島市の西半分を占める広島市西区は、古くからの住宅地で、その間に寺社が点在。江戸時代に盛んだった“たたら製鉄”以来の伝統で国内製針の9割を占める広島針(手縫い針)で知られています。広島市中央卸売市場や広島市西部物流センター(通称商工センター)が立地する一方で自然散策コースもある区内には、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が複数残っています。

1923年創業、元祖あなご竹輪で知られる 出野水産

草津南駅から徒歩18分ほど、広島駅から車で30分ほどの場所にある 出野水産。1923年(大正12年)に創業された蒲鉾店です。出野水産さんがある草津港近辺は蒲鉾屋さんが多数ある場所で、以前ご紹介した明治後期創業の坂井屋さんも草津にお店を構えられています。

という出野水産さんからはお取り寄せをしました。元祖あなご竹輪をはじめとした、あなご尽くし詰合せとがんすを購入しました。

こちらがあなご尽くし詰合せセットです。

こちら、あなご竹輪を切り分けた図。あなごが旨味を支えてくれていて、とても良い。ビールに合いそう!ちなみに、あなご竹輪は平成元年に現社長の出野保志氏が開発した商品なのだそう。

こちらは、あなご蒲鉾。蒲鉾に穴子がドッキングした、豪華としか表現の仕様のない蒲鉾です。蒲焼も白焼きもそれぞれ最高! そして、がんすです。がんす=すり身をパン粉で揚げた練り物なのですが、唐辛子が入っていてピリ辛なのが特徴。

オーブンで温めた図。個人的に、がんすはマヨネーズ派です。出野さんのがんすも美味しいなぁ。

広島練り物といえば、あなご竹輪とがんすだと思っているのですが、その両方を堪能できて大変満足です。広島の練り物って本当に好きなんですよねぇ。あなご蒲鉾は初めて食べましたが、御馳走感があってこれもまた最高で。なんというか幸せな気分になれました。最近少しずつがんすが来ている気がするので、東京でも気軽に買えるようになって欲しいなぁ。お取り寄せは公式サイトから出来ますよ。

——-出野水産 基本情報———-
〇創業年 1923年創業  /  大正12年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
広島県広島市西区草津港1丁目10-26
(公式サイト)⇒ あなご竹輪・あなご蒲鉾・広島がんすの老舗蒲鉾屋|出野水産

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