酒井甚四郎商店のオランダ漬け&チーな(クリームチーズ&奈良漬け) / 埼玉 さいたま市浦和区 1868年頃創業 (明治元年)

埼玉県南東部で県庁所在地のさいたま市は2001年(平成13年)に浦和(うらわ)・大宮・与野の3市が合併して発足し、2005年に岩槻市を編入して現市域となっています。2003年に市の政令指定都市移行に伴い旧浦和市(旧県庁所在市)の中央部北側が浦和区として発足、東京都民のベッドタウンとしても発展し人口は南区に次ぎ市内行政区で2位です。浦和の地名由来には、古代に入り込んでいた曲線の海岸線から入り江の浦で浦曲(うらわ)説・曲がりくねった河川説・端(は/わ)から台地の端説・湾曲した台地の端で末(うら)・輪(わ)説・日光御成道裏道(中山道)に面した裏の集落説等の諸説があります。古くから鰻蒲焼で知られ奈良漬・茶・銘菓等の名物があり、区内には老舗の飲食店(鰻店等)・和菓子店・食品店などが複数残っています。

1868年頃創業、三重県からやってきた茶の栽培茶師が立ち上げた 酒井甚四郎商店

浦和駅から徒歩7分ほどの場所にある 酒井甚四郎商店。詳しい年はわからなくなっておりますが、三重県からお茶の栽培を教える技官として赴任した酒井甚四郎氏が、退官後の1868年頃(明治初年)に故郷三重の酢・酒・醤油等を扱ういわばアンテナショップのような形で創業されました。その後三重県の酒問屋から、「酒粕を使って奈良漬を作ってみてはどうか」と提案を受け、現在の主力商品である奈良漬作りが始まりました。

という、酒井甚四郎商店さんの外観です。店の真ん中に大きな奈良漬の文字が。

店内に入りました。大量の漬物が並んでおります。壮観ですね。

まだまだあります。

冷蔵のほうもさらに。

最近の推しはクリームチーズと奈良漬を合わせた、チーなだそう。メディアにも良く取り上げられているそうですよ。

今回は二つ購入してきました。こちらはオランダ漬です。干し大根を漬物にしたもので、南九州の食べ方なのだそう。

干し大根がベースなので、ポリポリしていて美味しい。

そして、チーなです。

こんな感じで、クリームチーズの中に、刻んだ奈良漬が入っています。

パンに乗せて食べました。独特のしょっぱさと甘さがあって癖になる味です。

チーな、本当に独特の味で、お酒好きな人ならハマるのでは、と思いました。味が相当濃いめなので、少なめに使っておにぎりに使うのも良さそうです。いろんな使い方が考えられそうな、不思議な味でした!

↓チーなは楽天だと、ふるさと納税で出ています。

 

——-酒井甚四郎商店 基本情報———-
〇創業年  1868年頃創業 / 明治元年頃創業
〇営業時間
・9:00-18:30
※水曜日 定休日
〇住所
埼玉県さいたま市浦和区仲町2-4-23
(公式サイト)⇒ 明治初年創業 酒井の奈良漬け|酒井甚四郎商店

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