緑寿庵清水の金平糖は、美しくて美味い / 京都 左京区 1847年創業 (弘化4年)

昭和初期に旧上京区から分かれて生まれた京都市左京区は、京都から北陸への玄関口として古くから複数の“鯖街道”(海産物運送道)が走っていました。北部は林業が盛んな山間地で田畑も多く、南部は文教地区や住宅地です。東山慈照寺(銀閣寺)・南禅寺・下鴨神社・平安神宮や北部の鞍馬寺・貴船神社・三千院・寂光院・修学院離宮等の社寺・名所、公園、美術館等が数多く点在し多くの観光客を集めています。区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1847年創業、美味しんぼにも登場した 緑寿庵清水

百万遍のバス停から徒歩2分ほど、出町柳駅から徒歩8分ほどの場所にある 緑寿庵清水。1847年(弘化4年)に創業された、金平糖一筋の老舗店です。天皇家の引き出物に使われた歴史であったり、美味しんぼに登場したりと、金平糖といえば、でお名前が上がるお店の代表格ですね。

という、緑寿庵清水さんの金平糖その1、珈琲金平糖です。その名の通りコーヒー味。こちらはエストラーレという特製金平糖シリーズで、1缶1000円以上します。 蓋の裏側に説明が。コーヒーの苦味と砂糖の甘味が効いたお菓子です。 中身はこんな感じです。ほろ苦さが大人!って感じで美味しかったです。

こちらは小袋の3種入りです。1袋600円弱と、こちらも中々の高級品です。

袋からして可愛いですよね。左からイチゴ、天然水サイダー、レモンになります。

ということでイチゴから。

イチゴ特有の甘酸っぱさが感じられてとっても美味しい。イチゴ風テイストでなく、ストレートなイチゴテイストって感じ。

レモンも甘酸っぱさもとっても美味しかった!

説明紙も入っていました。ポルトガル渡来の金平糖を、京都で唯一製造販売している専門店となります。

説明紙の逆側です。金平糖が出来上がるまで2週間近くもかかるのだとか。そう聞くと納得なお値段ですね!

緑寿庵清水さんはお取り寄せがないので、銀座にある店舗で購入し、その後京都のお友達から送って頂いて入手出来ました。頂くのは初めてだったのですが、私の知っている金平糖よりやや硬めで、味がしっかりついていました。ので、ガリっと噛むと美味しさが口に広がる、そんなお菓子です。お値段の価値があるのかしら?なんて少し疑っていましたが、個人的には納得感が高く、京都の店舗にもいきたいなぁという気持ちになりました。季節限定ものも購入してみたいなぁ。

———緑寿庵清水 基本情報———-
〇創業年 1847年創業 / 弘化4年創業
〇営業時間
・10:00~17:00
※水曜日 定休日 (祝日は営業)
〇住所
京都府京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
(公式サイト)⇒ 緑寿庵清水

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