岡山浜作で、地物の舌平目とステーキの鉄板焼きで天国に昇る / 岡山 岡山市北区 1902年創業 (明治35年)

岡山市北区は、市域の過半を占める面積と最大人口の行政区で、岡山県庁舎・岡山市役所・JR岡山駅や県下最大商業地である中心市街地が立地し、県の政治・経済の中心地であって且つ中国・四国地方の拠点の一翼も担っています。旧城下付近の表町は百貨店・天満屋本店を核とした商業集積地として賑わっており、明治期から戦前までは旧制第六高等学校(現・岡山大学一部の前身)等の多くの教育機関が開設され、今も多数の大学などが立地しています。岡山藩主・池田綱政造営の後楽園(日本三大名園の一つ)・岡山城(烏城)・吉備路(吉備津神社等)などの名所・旧跡が多数存在し、老舗の飲食店などが複数残っています。

1902年創業、和食と鉄板焼き店を運営する 岡山浜作

岡山駅からバスと徒歩合わせて10分ほどの場所、徒歩20分程度の場所にある 岡山浜作。1902年(明治35年)に横山徳太氏によって「魚徳」の名で創業したことでその歴史が始まりました。三代目の横山史朗氏の時代に東京銀座に本店を持つ本店浜作さんより暖簾分けで岡山浜作を開業。1987年(昭和62年)に現在の店舗ビルへの改装時に魚徳と浜作の屋号をまとめて岡山浜作と統合されたそうです。

という岡山浜作さんの外観がこちら。外観が立派…!この日は仕事帰りでスーツだったので助かりましたw。

中に入ると小さな庭があり、そこを通って入り口に。地元を代表する高級店といった感じですね。

岡山浜作さんは、日本料理店と鉄板焼き店の2業態に分かれています。元々の魚徳さんが日本料理で、浜作本店さんからの暖簾分け側が鉄板焼き、ということなのかな。

今回は当日予約だったのですが、鉄板焼きなら席あります、とのことだったので鉄板焼きにお伺い。鉄板焼きはこんな感じの暖簾で区切られた個室スペースのあるお店でした。

こんな感じです。ご、豪華すぎますね。

メニューはこんな感じ。ステーキを中心に、魚介が付いたもの、ステーキ食べ比べ、フォアグラ付きとメニューが並びます。

今回は魚介とステーキのコースをチョイス。テーブルセットされ、期待値が上がる…!

最初はトマトソースで煮込んだ豆料理が出てきました。ほっとする味。

次は車エビです。車エビが焼かれる姿を見よ!

焼いた海老はフランスパンの上に置かれました。こちらがお皿代わり。プリっぷりで美味しかった!

次は舌平目のムニエルです。備前日生で獲れた地物です!

バターをたっぷり使ったムニエル、超絶美味しいのね。あぁ、岡山へきて良かった…。

続いてステーキです。この分厚さが独り占めできるなんて!!!

表面を焼いて切り分けたステーキに油をかけて、
ぼわっと、 カリッとさせて仕上げます。この瞬間を見た上でステーキを食べると、何倍か美味しく感じられますよねw。

こちらが焼き上がりの図。レア感残しつつで仕上げて頂いたのですが、表面のカリカリ感との食感のコントラストが素敵でした。美味いなー。

箸休め的にサラダと、

温野菜が続きます。明太子のソースとか、ドツボを抑えられたセレクション。 〆はもちろんガーリックライス!

鉄板焼きとガーリックライスって誰が始めたものか存じ上げないのですが、最高の組み合わせですよね。考えた人はきっと天才に違いない。

こちらのお味噌汁、岡山名産の黄ニラが使われています。独特の苦みと甘みが旨いですよね。

デザートにアイス。最高に満足できました。ありがとうございます!
今回当日予約で伺ったのですが、運のよいことに5代目の方が担当で、焼きながら色々岡山の事教えて頂きました。老舗訪問をしてまして、というお話をさせて頂いたところ、「岡山の老舗だと、大手まんぢゅうか廣榮堂さんですかね。どちらも行かれましたか?」との質問されました。この日大手まんぢゅう買いに行ったんですけど、まさかの定休日トラップにかかりまして…。まあまた訪問する楽しみが出来た、ということで。
話がそれましたが、岡山浜作さん、所々に地物を使われていて、岡山ならではの鉄板焼きになっていて楽しめました。やっぱりその地のもの食べたいですものねぇ。

———岡山浜作 基本情報———-
〇創業年 1902年創業 / 明治35年創業
〇営業時間
・17:00~22:00 (入店は20:30まで)
※日曜日 定休日
〇住所
岡山県岡山市北区表町2丁目7-65
(公式サイト)⇒ 岡山市にある日本料理と鉄板焼の老舗料理店|岡山浜作

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