田野屋 中橋造酢の仁尾酢は、香川最古のお酢 / 香川 三豊市 1741年創業 (寛保元年)

香川県西部で、市域が県南北を縦断し北が瀬戸内海に面する三豊(みとよ)市は、江戸時代は丸亀藩領で、2006年(平成18年)に三豊郡(旧三野郡・旧豊田郡合併)仁尾(にお)町・高瀬町・豊中町・山本町・財田町・詫間町・三野町の7町合併により旧郡名に因んだ市名で発足し、人口は高松市・丸亀市に次ぎ県内3位です。果物(葡萄・蜜柑・桃・枇杷等)・高瀬茶・米・レタス・玉葱・いりこ・ちりめんじゃこ・銘菓(おいり・鳥坂まんじゅう・みの・えびせんべい等)・醸造品(味噌・醤油・酢)等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造所(味噌・醤油・酢)などが残っています。

1741年創業、香川最初のお酢醸造元 田野屋 中橋造酢

仁尾町文化会館のバス停から徒歩1分ほど、詫間駅から車で12分前後の場所にある 田野屋 中橋造酢。1741年(寛保元年)に田野屋 中橋仁右衛門氏が三豊市で米酢醸造を始めたことが創業です。香川県で最初にお酢を造り始めたメーカーだと言われています。田野屋 中橋造酢さんのある仁尾エリアは、海上交通の便が良く水に恵まれていたことから、醸造業が繁栄した場所ですが、現在は田野屋 中橋造酢さんを残すのみとなっています。

という、田野屋 中橋造酢さんの外観です。年中無休とあったのでお伺いしたところお休みでした、というか、ここは醸造場で、販売店はここから300mほど南にあったと先ほど知りました…。
ということで、外観写真のみです。昔ながら感があってとても素敵な建物…!

蔵感ありますよね。
販売店が別にあることを知らなかったので、近くのスーパーで仁尾酢を買ってきました。
ラベルがカッコ良いですね。杉樽で仕込んだ昔ながらの手法で、丁寧に造られているお酢になります。
良いお酢って、酸味が先に立たず、まろやかさの後に酸味がやってきますよね。仁尾酢もまさにそんな味がしました。

こちらは東かがわ市・かめびし屋さんとのコラボ商品、500年の雫というゆずポン酢です。かめびし屋さんと、田野屋 中橋造酢さんの両者合わせて創業500年超えであることから、この名が付いています。
仁尾酢を使ってみるのは初めてでしたが、丁寧に造られた高級酢らしく、まろやかで美味しいです。これでお寿司作ったら美味しそうなので、今度手巻きパーティーでもやりたいなぁ。香川の海産物とお醤油使って食べたいですね。

↓仁尾酢は楽天だとふるさと納税で出ています。

 

——田野屋 中橋造酢株式会社 基本情報———-
〇創業年  1741年創業 / 寛保元年創業
〇営業時間
・7:00-19:30
※無休
〇住所
香川県三豊市仁尾町仁尾丁944番地
(公式サイト)⇒ 米酢「仁尾酢」醸造元   田野屋 中橋造酢株式会社

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