武蔵坊弁慶も購入した五郎兵衛飴 / 福島 会津若松市 1181年創業 (養和1年)

福島県会津地方東部の会津若松市は、1899年(明治32年)に若松市として発足してから再三に亘り周辺町村を編入し1955年(昭和30年)の7村編入時に現市名に変更しました。只見川等の多くの河川が会津盆地で出合い、“川が出合い川船を留める津”から“会津”となり、“若松の森”(蒲生氏郷の故郷である近江国日野の景勝地)に因んで“若松”の地名となりました。赤べこ・会津絵蝋燭等の伝統工芸品や蕎麦・棒鱈・豆麩・飴や饅頭の天ぷら等の各種菓子・清酒・こづゆ・わっぱ飯・馬刺し・鰊山椒煮・ソースかつ丼等の特産品・名物・郷土料理があり、市内には老舗の和洋菓子店・食品店が残っています。

1181年創業、武蔵坊弁慶も購入した 五郎兵衛飴

郵便局前のバス停から徒歩15分ほど、会津若松駅から車で10分前後の場所にある 五郎兵衛飴本舗。1181年(養和1年)に創業したとされる同店は、1189年(文治4年)には、岩手平泉へと逃れる源義経・武蔵坊弁慶が立ち寄ったとされ、弁慶直筆の借証文も残っているとのことです。また会津若松の白虎隊も食べたと伝わっているそうです。現在店舗は開いていないようですが、お土産店等で、五郎兵衛飴を購入することが出来ます。
※同社の創業年にいては複数の記述が見られますが、小学館 日本大百科全書記載の1181年創業としています。

という五郎兵衛飴です。赤い個包装の紙の中に麦芽糖で作られた飴が入っています。

こちらが中身です。昔ながらの懐かしい味がしました。

こちらは封入されていた紙です。吉川英治先生も弁慶直筆の書について質問をされたのだとか。すごい歴史ですね。

現在三十八代目とのこと。中々聞かない歴史の長さですね。

五郎兵衛飴本舗さんは、ずっといきたいと思っていたのですが、google mapでも閉業マークが付き、ネットで調べても既に店舗販売はされていないようです。ネットでお取り寄せできるので購入しましたが、一度行ってお話聞いてみたかった…。こういう後悔があるから、やっぱりできる限り早く回らないとですね…。

↓五郎兵衛飴は、楽天でも購入できますよ。

 

———五郎兵衛飴総本舗 基本情報———-
〇創業年 1181年創業 / 養和1年創業
〇営業時間
・本店は営業をせず、卸販売のみの模様
〇住所
福島県会津若松市行仁町12−12
(公式サイト)⇒ なし

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