富山県の県庁所在地である富山市は、2005年(平成17年)に旧・富山市と6町村とが合併して発足しました。47都道府県庁所在地中2位の総面積は県の約3割で、1市町村が都道府県に占める割合では全国一となっています。米・梨・葡萄・イチジク等の農産物や富山湾のホタルイカ・シラエビ・ズワイガニ・寒鰤等の豊富な魚介類が特産です。かつては神通川に遡上していた鱒による鱒寿司が名産で、市内には多数の製造・販売店があり、“月世界”等の和洋菓子店・“満寿泉”等の酒蔵や飲食店なども多く、老舗が点在しています。
1876年創業、富山の丸薬・反魂丹づくりをルーツに持つ 廣貫堂
広貫堂前駅から徒歩4分ほど、富山駅から車で10分ほどの場所にある 廣貫堂。廃藩置県後に、富山の伝統薬である丸薬を品質・信頼を保つため反魂丹役所が廃止となった後に、1876年(明治9年)に当時の富山町の売薬業者が相寄って「富山廣貫堂」を設立したのが始まりです。廣貫堂さんには、地域ものがたるアンバサダーで7月に購入、10月に訪問しました。
という、廣貫堂さんの看板です。フォントが力強くってカッコ良い。
会社の全体像はこんな感じ。いつか中にも遊びに行きたい。
今回はやくぜんカレービーフ味を購入しました。33種のスパイス使用されています。うち6種は和漢素材スパイスを使われているそうです。 こちらパッケージ裏側です。製造はボルカノさんなのですね。33種類全ての素材が載っていますが、本当に沢山使われていますね。
で、出来上がりの図。複雑な辛味があってとても美味しい。
富山の薬売りで知られる富山には、薬に関する文化のリッチさを感じます。廣貫堂さんの主力事業は当然ながら医薬品となりますが、その知見を使ってカレーを出してくれているのは嬉しいですね。今度はクラフトコーラとか作って欲しいなぁ。
↓廣貫堂さんのやくぜんカレーは、楽天でもお取り寄せできますよ。
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———-廣貫堂 基本情報———-
〇創業年 1876年創業 / 明治9年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
富山県富山市梅沢町2-9-1
(公式サイト)⇒ 株式会社広貫堂|医薬品、医薬部外品等を製造する「広貫堂」はくすりの富山を代表する製薬会社です。