日本初の国産スパゲッティーブランド、ボルカノ@日本製麻株式会社 / 兵庫 神戸市中央区 1918年創業 (大正7年)

神戸の地名は、現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸(じんふこ、租税・課役等の神社奉仕住民)集落“神戸(かんべ)”だったことに由来。中央区は、1980年(昭和55年)に葺合区(ふきあいく)とフラワーロード以西の生田区(いくたく)とが合併して生まれた神戸都市圏の中心部です。三宮・元町・トアロード・異人館が並ぶ北野町山本通・旧居留地・南京町・メリケンパーク・神戸ハーバーランド・ポートアイランド・六甲山地の布引の滝・生田神社・楠木正成を祀る湊川神社等の繁華街・観光名所が連なり、老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が何軒も残っています。

1918年創業、日本初の国産スパゲティーブランド・ボルカノの製造販売を行う 日本製麻株式会社 (にほんせいまかぶしきがいしゃ)

三ノ宮駅から徒歩12分、元町駅から徒歩11分ほどの場所にある 日本製麻株式会社 神戸本社 (本店は富山県砺波市)。1918年(大正7年)に、中越製布株式会社として創業されました。1959年(昭和34年)に現在の社名である日本製麻株式会社と社名変更され、創業以来・黄麻製品や包装資材を扱われている企業です。

日本製麻さんは、ボルカノ食品事業部という日本初の国産スパゲティーブランドを作られた事業部をお持ちです。ボルカノ事業部は、イタリアでパスタ製造技術を学んだ髙橋胖氏が、1928年(昭和3年)に兵庫県尼崎市で創業した、髙橋マカロニ製造所にルーツにあります。元々は別企業の法人ですが、1971年(昭和46年)に包装材などで取引があった日本製麻のグループ会社となり、その結果現在は日本製麻のボルカノ食品事業部としてスパゲティーを作り続けられていらっしゃいます。

※国内初という意味では初めて1883年頃(明治16年頃)の フランス人宣教師マリク・マリ・ド・ロ神父が製造した記録や、国産初のパスタという意味では1908年(明治41年)、新潟県加茂市の製麺業・石附吉治氏のマカロニがあります。

というボルカノのパスタセットを購入しました。おそらく食べるのは初めてです。

まずはバーミセリ神戸を茹でます。

カレーミートソースをかけて頂きました。こちらはレトルトで湯煎するだけで出来上がります。 パスタソースをかけた図。カレーミートソースってそういえば関西でしか食べたことないかも? もう1つのボロネーゼソースも。 こちらは王道の味、美味しい! ボルカノのパスタ、多分初めて食べたのですが、他のメーカーと比べて小麦の優し味が感じられて個人的には好みの味。ボルカノでは、スパゲッティーと書かず、スパゲッチと書くのが正式な表記になります。味も響きも、どこか懐かしい日本の味がしてとっても美味しかったです。関東ではあまり見かけない気がしますが、関西だと手軽に買えるのかなぁ。

↓楽天のショップで、色んなスパゲッチが販売されていますよ。
ボルカノ・スパゲッチ

———-ボルカノ (日本製麻株式会社) 基本情報———-
〇創業年 1918年創業 / 大正7年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
兵庫県神戸市中央区海岸通8番
(公式サイト)⇒ 日本製麻株式会社

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