九重雜賀の吟醸赤酢のすし酢 / 和歌山 紀の川市 1908年創業 (明治41年)

和歌山県北部(紀北)で北側が大阪府(泉南)に接する紀の川(きのかわ)市は、江戸時代は和歌山(紀州)藩領・高野山領で、2005年(平成17年)の那賀郡5町合併で発足し、市名は公募により市中を流れる紀の川(紀伊国由来の川名)から命名されました。中小地場企業による工業製品が多く、農業、特に果樹栽培が盛んで、あら川の桃(旧桃山町等)・苺・柿・八朔・いちじく・キウイ・梅・温州蜜柑・じゃばら(希少柑橘)・玉葱・茄子・花卉(全国一生産の葉牡丹等)・瓦の特産品や梅酢・じゃばら酢・鮎寿司・じゃこ寿司・桃羊羹・梅丹(めいたん、健康食品)等の名物・郷土食があり、市内には老舗の料理店・飲食店・食品会社・酒蔵・旅館などが残っています。

1908年創業、お酢・日本酒を醸造する 九重雜賀 (ここのえさいか)

市場のバス停から徒歩7分ほど、和歌山駅から車で40分前後の場所にある 九重雜賀。1908年(明治41年)に、雜賀豊吉氏が食酢の製造販売を始めたことが創業し、のちに雜賀豊吉となります。1934年(昭和9年)には「良い酢を造るには、主原料の酒粕から」と考え、日本酒製造部門・雜賀豊太郎商店を創業され、2006年(平成18年)に、雜賀豊太郎商店と雜賀豊吉商店 食品製造部門が合併し、株式会社九重雜賀が立ち上がっています。

という、九重雜賀さんの吟醸赤酢のすし酢を購入しました。高級寿司店でも使われているという、吟醸赤酢を使いやすいすし酢にした商品です。
こちら瓶の裏側です。米酢・てんさい糖・食塩のみが原材料の保存料・着色料・化学調味料等不使用のすし酢です。

出来上がりの図を撮り漏れましたが、赤酢といっても酢飯にした時の色味はほぼ変わらず、酸味がまろやかなのにお酢の味が濃いめに出るとっても美味しい酢飯ができました。赤酢の酢飯が手軽に作れるなんてちょっと良いな。また機会があれば買ってみたいです。

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———-九重雜賀 基本情報———-
〇創業年 1908年創業 / 明治41年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
和歌山県紀の川市桃山町元142-1
(食べログ)⇒ 九重雜賀【公式】 – 赤酢・日本酒・梅酒を醸している和歌山の蔵元

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