福島県中通りの郡山市は、宇都宮市と仙台市との中間に位置し、日本海側の新潟市・会津若松市や太平洋側のいわき市等の各方面にも鉄道・道路で繋がる要衝として、仙台市に次ぐ東北地方第2の人口と経済規模を擁しています。市名は古えに郡衙(ぐんが、郡役所)が置かれていた事に由来しています。江戸時代には二本松藩が代官支配し、末期には奥州街道の郡山宿が置かれ、明治時代に東北最初の国営開拓事業で安積疎水(あさかそすい)が開削され農業水利・水力発電・工業用水・上水道に用いられて商工業都市として発展しました。他市町から延びる猪苗代湖や安達太良山・布引高原・安積山公園等の自然・名所や磐梯熱海・月岡・いわき湯本等の温泉などの観光資源も豊富です。JR郡山駅周辺は県内屈指の繁華街で、市内には老舗の飲食店・県を代表する和洋菓子店・食品店が多数残っています。
1861年創業、福島県初の抹茶ソフトクリーム販売店 菊屋茶舗
郡山駅から徒歩5分弱の場所にある 菊屋茶舗。1861年(文久元年)に創業されたお茶屋さんで、福島県内で初めて抹茶ソフトクリームを販売された新たなチャレンジを続けているお茶屋さんです。夏はかき氷の販売、通年で抹茶オーレ等の飲み物の販売をされています。
という菊屋茶舗さんの店舗はこちら。ソフトクリームとかき氷の写真がキャッチー!
是非かき氷を、と暑い日なら思うと思うんですが、私が伺った3月末はまだ雪がちらつく季節。あったかメニューを頼みたくってお店に入りました。
店内に入りました。メニューがずらり。これは悩みますね…。
福島初のソフトクリームも食べたかったのですが、寒い日だったので今回はほうじ茶オレをオーダー。お茶菓子も付いてきました。
ほうじ茶オレ、考えた人は、抹茶オレ考えた人と同じぐらい天才だと思います。
老舗お茶屋さんは日本各地にあるのですが、お茶葉の販売のみに留まるお店が多いんですよね。そんな中、菊屋茶舗さんのようにカフェスペースを用意して、休憩しながらお茶を楽しめる店舗が増えている印象です。菊屋茶舗さんのように、カフェスペース併設お茶屋さん増えてくれると嬉しいなぁ。
———菊屋茶舗 基本情報———-
〇創業年 1861年創業 / 文久元年創業
〇営業時間
・9:30~18:30
※火曜日 無休
〇住所
福島県郡山市大町1丁目2-21
(公式サイト)⇒有限会社 菊屋茶舗