川松の定番が並ぶコース”冨貴”が最高でした / 東京 浅草 1873年創業 (明治6年)

浅草は、都内最古の寺である金龍山浅草寺の門前町として古くから栄えた街。江戸時代には多くの武士・商人や文人墨客などが浅草に集まって江戸文化を育んできました。明治になって六区画(一時期は七区画)の浅草公園となって、六区は劇場や映画館などが林立して興行街として多くの人を集めて繁栄し、現在も全国各地や海外からの観光客で連日賑わっています。浅草の各所には食堂から料理屋までの各種飲食店や和菓子・食品店などの老舗の商店が数多く点在する、東京を代表する老舗の聖地の一つです。

1873年創業、雷門近くでウナギと日本料理を提供し続ける 川松

銀座線 浅草駅から徒歩3分程度、つくばエキスプレス浅草駅から徒歩8分程度の場所、浅草雷門通りにある 川松本店。雷門からちょうど10軒目にあるお店と店内に書かれていました。川松さん、詳しい創業の歴史は分かりませんが、1873年(明治6年)に創業された、ウナギと日本料理を提供するお店です。

雷門通を歩いていると「川松」の看板が出てきます。

こちらが店舗外観。高級に属する価格帯ですが、カジュアルに入ることが出来る見た目です。

店舗に入りました。単品メニュー、コースメニュー、どちらもあります。コースメニューで押されていたのは、こちらの”冨貴(ふき)”。3代目の方のお名前から名付けられたこのコースは、ウナギが3種類の食べ方で提供され、かつ、柳川やお刺身までついてくる超豪華コースです!

まずは”鰻ざく”と”鰻巻”が出てきました。こちらが”鰻ざく(うざく)”。私実は、そこまで酢の物が好きでないのですが、この”鰻ざく”はそんな思い込みが吹き飛ぶ美味しさ。

そして”鰻巻(うまき)”。甘い玉子に鰻が良く合う。鰻はかなりジューシーな仕上がり。

そしてお刺身が出てきます。鰻と日本料理、両方を出す、川松さんだからこそのクオリティ。

そして柳川も。好きなものが連続出てくるこの感じ、最高ですねw。

〆に鰻重が出てきます。鰻重はハーフサイズです。コース、かなり量が多かったのでハーフの締めでちょうど良い感じがあります。こちら鰻重のアップ。タレはやや甘めのふっくら系。

そして肝吸いのアップ写真。いやー、落ち着きますね。

ラストに抹茶アイスが付いてきました。十分に堪能出来て、幸せな気分になりました。 話変わりますが店舗内には、こんなPOPもありました。コカ・コーラ社のもので、浅草の歴史とコカ・コーラの歴史が書かれていました。これ面白いですね。別の地域でも展開しているのかな?

川松さん、鰻と日本料理の店をうたわれているだけあり、どちらも大変美味しく頂けました。せっかくの浅草滞在に、鰻も食べたいけれど他の和食も食べたいという観光客の方や、鰻を食べたい人と和食を食べたい人のどちらもいるケースに、川松さんはすっごく使いやすいお店だと思います。特にこの”冨貴(ふき)”のコースはお薦め度超高いです。メニューに迷われたら、”冨貴”のオーダーで間違いないかと!

——- 川松 基本情報———-
〇創業年 1873年創業 / 明治6年創業
〇営業時間
・[火~金] 11:30~15:30
17:00~21:00
・[土] 11:30~21:00
・[日・祝] 11:30~20:00
※月曜定休日 (月曜が祝日の場合、火曜定休日)
〇住所
東京都台東区浅草1-4-1
(食べログ)⇒ 川松 (かわまつ) – 浅草(東武・都営・メトロ)/うなぎ [食べログ]

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