日本三大饅頭の一つ “薄皮饅頭”を製造・販売する柏屋 / 福島 郡山 1852年創業 (嘉永5年)

福島県中通りの郡山市は、宇都宮市と仙台市との中間に位置し、日本海側の新潟市・会津若松市や太平洋側のいわき市等の各方面にも鉄道・道路で繋がる要衝として、仙台市に次ぐ東北地方第2の人口と経済規模を擁しています。市名は古えに郡衙(ぐんが、郡役所)が置かれていた事に由来しています。江戸時代には二本松藩が代官支配し、末期には奥州街道の郡山宿が置かれ、明治時代に東北最初の国営開拓事業で安積疎水(あさかそすい)が開削され農業水利・水力発電・工業用水・上水道に用いられて商工業都市として発展しました。他市町から延びる猪苗代湖や安達太良山・布引高原・安積山公園等の自然・名所や磐梯熱海・月岡・いわき湯本等の温泉などの観光資源も豊富です。JR郡山駅周辺は県内屈指の繁華街で、市内には老舗の飲食店・県を代表する和洋菓子店・食品店が多数残っています。

1852年創業、日本三大饅頭の一つ”薄皮饅頭”を製造・販売する 柏屋

郡山駅から徒歩5分ほどの場所にある 柏屋。1852年(嘉永5年)、初代 本名善兵衛氏が奥州街道郡山宿にて創業されました(1888年、駅前通りに移転)。初代本名善兵衛氏は、

「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる」

との思いから、後に日本三大饅頭と呼ばれることになる、薄皮まんじゅうを考案されたそうです(残りの2つは、お饅頭を発明した東京にある1349年創業の塩瀬総本家さんと、岡山にある1837年創業の大手饅頭伊部屋さんです)。

こちらが店舗外観。全体像が撮れておりませんが、横に長いお店で、両端に入り口があります。こちらは右端側の入り口です。 こちらが右側の入り口から入ってすぐのディスプレイ。薄皮まんじゅうが、ずらりと並んでおりました。逆側の入り口には洋菓子がありました(写真撮れず、無念…)。
薄皮まんじゅうは、”こしあん”、”つぶあん”両方あります。どちらの好みにも対応!

今回再訪予定だったので、一つだけ購入(諸事情により再訪できず…)。アンコたっぷりで超美味しい!

日本三大饅頭の一つである柏屋さんの薄皮まんじゅうは、私の中では「名前は知っているのに食べたことのないもの」としてあこがれ続けておりました。期待値が上がり過ぎた分、食べるのに緊張しましたが、程よい甘さと上品さを持つ本当に美味しいお饅頭で、「さすが三大饅頭!」と一人感動をしていましたw。今回は諸事情により非常に短時間の訪問になってしまったため、いつか再訪 (or せめて都内での再購入)をしたいと思います。

———柏屋 基本情報———-
〇創業年 1852年創業 / 嘉永5年創業
〇営業時間
・10:00~19:00
※年中無休
〇住所
福島県郡山市中町11-8
(公式サイト)⇒ふくしま名物 柏屋薄皮饅頭|柏屋

 

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