お饅頭のルーツが食べられる塩瀬総本家 / 東京 明石町 1349年創業 (貞和5年)

現在日本で食べられている食べ物は、当然ながら誰かが発明した食べ物で、そういった食べ物のオリジナルを生み出した老舗がまだまだ現存しています。今回は誰もが知っている「お饅頭」のルーツを作り出したお店です。

1349年創業、お饅頭を作り出した塩瀬総本家

築地駅から徒歩10分ほど歩いた明石町にある塩瀬総本家。創業は驚きの1349年(貞和5年)で、600年以上の歴史を持つお店です。
塩瀬総本家といえば、今も日本中で食べられているお饅頭のルーツを生み出したお店として知られています(諸説あり)。当時の中国の饅頭は小麦粉を練った皮の中に豚や羊の肉を詰めたものでしたが、宋からやってきた塩瀬総本家の初代となる林淨因は、滞在先の奈良にて肉食が食べられない僧侶のために、生地の中に煮小豆等をつめ蒸して販売しました。これが現在志ほせ饅頭として知られるお饅頭の元祖に当たるもので、今も塩瀬総本家さんで販売されています。
奈良で始まった塩瀬は、京都へ移り、その後三河へ、と様々な場所を点々とし、最終的に徳川家康の時代に江戸時に店舗を移されました。徳川家康に愛されたことはもちろんですが、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉と様々な戦国武将に愛された名店です。明治には宮内庁御用達にもなりました。
(細かな歴史は塩瀬総本家さんのウェブサイトに記載があります。)

こちらが店舗外観。変に映り込んでしまってすみません…。

購入したものその1、看板メニューの志ほせ饅頭です。

そう、これがお饅頭の元祖、志ほせ饅頭なのです!!!

もう少しアップの写真がこちら。徳川家康にも献上された、山芋を混ぜて作った薄皮に餡子がたっぷり入ったお饅頭です。程よい甘みがちょうど良い。こういう上質なお菓子、いくつでも食べられちゃいますね。危険だw。 説明紙も入っていました。三十五代店主という文字に重みを感じますね…。 別の日ですが豆大福と、季節の上生菓子も購入。大福は割と早くに売り切れてしまう人気メニュー。できれば午前中に買いに来てください、とのことでした。こんな感じの袋に入れて頂けます。

ということで出ました豆大福。残り3つをゲットしてきました、やや大振りのかわいい子です。

こちらが取り出した図。豆大福って、餡の上品な甘さと、豆のぼてっとした朴訥としたアンマッチさがとっても素敵ですよね。甘いだけでない分、罪悪感もなくて食べ過ぎかねない危ない食べ物ですw。

そして上生菓子。まだ晩秋といった季節でしたので栗や柿、そして落ち葉がモチーフとなっていました。塩瀬総本家さんの志ほせ饅頭・豆大福は、差し入れか何かで頂いたことはあるのですが、お店に伺ったのは初めてで、お店のサイズや歴史ある重みを感じられたことで、以前食べた時よりも更に美味しく感じられました。
お饅頭のルーツを作られたお店のお菓子を食べるのは、何かしら歴史の1ページに触れた気分になり、気持ちも上がりますね。味だけでなく楽しめる、由緒正しい老舗の姿だと思います。

ちなみに、岸朝子さんの東京5つ星の手土産で取り上げられたお店の一つですよ。

——-塩瀬総本家 基本情報———-
〇創業年 貞和5年 / 1349年創業
〇営業時間
9:00~18:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区明石町7-14
(公式サイト)⇒ 御菓子老舗 塩瀬総本家

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