日本三大料亭の1つ新ばし 金田中の素晴らしに感動 / 東京 銀座・新橋 大正中頃創業

江戸時代に置かれた銀貨幣鋳造所(銀座)に地名を由来する中央区銀座は、明治時代に文明開化を象徴する町として銀座煉瓦街が建設されて栄えてきました。現在の銀座8丁目付近で芸妓能楽師に因んで称された金春(こんぱる)芸者で賑わった幕末からの花柳界が、明治政府高官などの贔屓により新橋花街として江戸時代以来の柳橋(現・台東区)と共に「柳新二橋」と称し発展。昭和中期の最盛期を経て今も中央区築地にかけ、10軒以上の料亭と数十人の芸者を擁しています。東京を代表する地域ブランドのショッピング街として、大繁華街として、また夜の高級な社交の場として今に至っており、各所に老舗の飲食店や和洋菓子店などが数多く点在しています。

大正中頃創業、日本三大料亭・日本二大料理屋の1つ 新橋 金田中

東銀座駅・築地市場駅から徒歩5分ほどの場所にある 金田中。大正中頃に創業された同店は、日本三大料亭(他2つは築地の新喜楽さんと、吉兆さん)、日本二大料理屋(前述の新喜楽さん)の1つに数えられる日本を代表する料亭です。夜は紹介制で一見さんは入ることは出来ませんが、ランチタイムは初めての方でも利用可能です。初めての私はランチタイムにお伺いしました(予約は2営業日前に行う必要があります)。

こちら金田中さんに向かう途中。右の角の一角全てが金田中さんです。かなり大きい…!

こちらが入り口。少し緊張してきました。

門をくぐると仲居さんにご案内頂けました。普段と違う空気に緊張しております。 店内に入りました。2階へと上がります。高級旅館に来たかのような雰囲気。

先に店内に入っていた先輩から「もの凄い部屋に通された」とメッセージが来ていたのですが、店内に入ってビックリしました。この部屋の広さよ…。鞄を下ろす変なポーズの写真しかなくて申し訳ないのですが、お部屋の豪華さを見て頂ければと。

席に着いたらお茶が出てきます。昆布のお茶なのか、とっても美味しい。出てくるものが違っていきなりビックリ。

メニューと1品目が出てきます。今回は2.5万円の懐石コースをお願いしました(サービス料、税込み30,250円)をお願いしました。

こちらが献立です。楽しみ過ぎます。

奥のほうが読みづらかったのでメニュー写真をもう一枚どうぞ。

ということで1品目、菊花ぽん酢和へ / 新鮭子柚子醤油。このイクラ、今まで食べたどのイクラより美味しい。柚子醤油での味付けが、イクラの味を濃い目に引き出してくれているみたい。とっても濃厚。

2品目は茶豆すり流し / 煎り茶豆。茶豆の下にすり流しがあります。茶豆は爽やかさと味の濃さが同居してて本当に美味しい。

そしてすり流し。自然な甘さが最高です。夏が終わるって感じの味。

3品目は、かます焼霜子袖鮨。無限に食べられるんじゃないかと思える、口当たりの柔らかさ。食べきるのが惜しい。

4品目、子持鮎塩焼き みぞれ酢掛け 叩き葉山椒。鮎らしい甘みと苦みをさっぱりと。

5品目、すっぽん 焼栗麩 寸浅葱 丸吸い仕立て 露生姜。すっぽんの美味しさが中質された美味しいスープ。日本一効く、かつ日本一高い、エナジードリンクなんじゃないかと。

鯛、烏賊、雲丹等のお刺身。ねっとり甘くって美味しい。烏賊は切目が奇麗に入ってて、歯ごたえがあるのに歯切れが良い。これがプロ仕事か…。

お次は甘鯛若狭。緑色の鮮やかな器も印象的。

オープンした図。甘鯛若狭 水菜 椎茸 占地茸(しめじ)浸しという名前のお料理。甘鯛の美味しさが堪らない!

次は朴葉焼。こんな大きな葉っぱで出てきたの初めて。

朴葉を開いた図。和牛ロースと茄子を朴葉味噌で。銀杏も入ってて秋を感じますね。
鰻有馬煮と、栗焼目。有馬煮のことを知らなかったのですが、実山椒と醤油・お酒で煮たものだそう。兵庫県の有馬が実山椒の産地で、そこで生まれた料理だそうですよ。

ご飯は栗ご飯。季節ですねぇ。

栗ご飯アップで。栗のほくほく感と絶妙な塩加減が最高でした。

最後は水菓子と甘味。甘味は葛饅頭でした。涼しさを感じられて良いですね。

最後にお抹茶で〆ます。ここまで少し巻きでお願いして2時間です。最高の2時間でした(通常2.5時間程度かかるとのことだったので、少し巻きでお願いしていたのです)。

金田中さん、お料理が美味しかったのは勿論なのですが、「これが本物のおもてなしなのか!」と随所で感じられて、本当に良い時間を過ごすことが出来ました。お値段がお値段ですので、頻繁に通えるお店ではありませんが、大切なお客さんや家族と、とっておきの機会に利用させて頂きたいと思います。金田中さんには知っている人だけが使えるカッコよいバーもあり、特別に見せて頂いたのですが、隠れ家感が堪らなく良かったので、バーも行きたいのですよねぇ。

ちなみに今回は先輩と友達の40代トリオで伺ったのですが、普段のお客さんより若かったそうです。それもあってなのか、女将さんにとっても良くして頂き、私が老舗訪問の活動をしていることをお話したところ、上述した日本二大料理屋の1つである紹介制の新喜楽さんの席をとって頂くことが出来ました。何という素敵接客!一層金田中さんのことを好きになりました。また行く機会を作らなねば!

———新ばし 金田中 基本情報———-
〇創業年 大正中頃創業
〇営業時間
・昼 11:00-15:00
・夜 花柳界のしきたりにより、ご紹介によるご来店をお願いしております。
※不定休
〇住所
東京都中央区銀座7-18-17
(公式サイト)⇒金田中各店舗の御紹介。和装の婚礼やお土産、各種イベント・ケータリングも行っております。

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