亀じるしの吉原殿中・天満月・五三かすていら / 茨城 水戸市 1852年創業 (嘉永5年)

茨城県央地域の水戸(みと)市は県庁所在地で第三次産業主体の商業都市です。かつて那珂川(なかがわ)の舟運河港として栄えたことから“水運の戸口”が地名由来。日本三大名園の一つである偕楽園(かいらくえん、国史跡・名勝の常盤公園)・弘道館(こうどうかん)公園(国特別史跡の藩校・旧弘道館)・千波(せんば)公園(千波湖)等の名所・旧跡があり、2月下旬~3月末の水戸の梅まつり(弘道館・偕楽園)で知られています。水戸納豆・干し芋・梅干・水戸の梅・のし梅・吉原殿中などの特産品・銘菓があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。

1852年創業、梅干しの製造からはじまった和菓子店 亀じるし (亀印製菓株式会社)

桜ノ牧高校入口のバス停から徒歩5分ほど、水戸駅から車で20分弱の場所にある 亀じるし本店。1852年(嘉永5年)に、林亀吉市が水戸にて梅干の製造を主とする漬物商を営み始めたことで、その歴史がスタートします。二代目のご主人の時代にお菓子作りを始め、今は多数のお菓子を製造・販売されています。

水戸市には吉原殿中という、埼玉銘菓・五家宝の元となったと言われるお菓子があります。水戸菓子工業協同組合が商標を持つお菓子で、同組合に所属しているお菓子屋さんのみ発売できるもの、となります。亀じるしさんもその1社で、吉原殿中は名物の1つとなっています。

パッケージには水戸藩九代藩主・徳川斉昭公の絵が。吉原殿中は斉昭公の命で、奥女中の吉原が残ったごはん粒を乾燥させ焼いてきな粉をまぶして作ったのが始まりとされており、そのためのパッケージになっています。

一つ取り出すとこんな感じ。中身はこんな感じです。確かに五家宝っぽい!餅米に糖蜜&きな粉、美味しいに決まってる味ですね。お取り寄せその2、五三かすていら。モンドセレクション金賞を受賞されています。

金粉もかかっていました。 はぁ、ただただ美味しい。 五三かすていらの説明はこちら。江戸時代からの五味(小麦粉・砂糖・卵・水飴・蜂蜜)と、黄卵を3割増しで五三かすていら、です。
そして、かりんとうまんじゅう。

色んなお菓子屋さんで売られる定番商品になりましたよね。

1つ取り出した図。

あんこ&かりんとう、良い組み合わせですよね!

ラストは天満月(あまみつき)というお菓子。パッケージからしておしゃれ。こんな感じで、小さな箱に1つ1つお菓子が格納されています。

箱を取り出すとこんな感じ。

で、こんな感じのお菓子が入っています。チョコベースの皮で、黄身餡を包んだお饅頭。可愛くって美味しい!黒と黄色の断面図も美しいです。亀じるしさんは名物が多すぎるので、悩みまくった結果、気になるものを全部お取り寄せする結果にw。で、全部美味しかったのでとっても満足度が高かったです。個人的にはラストで紹介している天満月(あまみつき)と、ついに食べられた吉原殿中が印象深いです。また色々買いたい!

↓天満月は楽天のこの画面が、ビジュアル理解しやすいです。かわゆい!

 

↓吉原殿中はこちら。

 

———水戸銘菓 亀じるし(亀印製菓株式会社) 基本情報———-
〇創業年 1852年創業 / 嘉永5年創業
〇営業時間
・10:00~18:00
※木曜日 定休日
〇住所
茨城県水戸市見川町2139番地の5
(公式サイト)⇒水戸銘菓 亀じるしオンライン[公式]

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