手作りの練り物が最高に美味しい蒲清 / 東京 江戸川区南小岩 明治時代創業

江戸川区小岩地区の地名については、大和時代である養老5年(721年)の古文書「下総国葛飾郡大島郷戸籍」に“甲和里(こわり)”という集落があったという記録があり、この“甲和”の部分が“小岩”に転じたと言われています。かつての東京府南葛飾郡小岩町が現在は南小岩・北小岩・東小岩・西小岩の4町となっていて大半が住宅地ですが、西小岩などでは工場跡地が高層集合住宅・大規模商業施設等に転用されています。JR小岩駅(南小岩)構内には昭和30年代に初代若乃花と共に栃若時代を築いた小岩出身の大相撲横綱栃錦像があり、駅周辺は飲食店が密集した繁華街となっています。大永7年(1527年)創建と伝わる善養寺(東小岩)は境内に生育していて樹齢600年以上で日本一の繁茂面積と言われ国の天然記念物である黒松の巨木“影向(ようごう)の松”で知られています。この地区にも老舗の和菓子店・練り物店などが残っています。

明治時代創業、こだわりの手作り練り物を多数用意する 蒲清 (かませい)

小岩駅から徒歩10分ほどの場所にある 蒲清。明治時代に両国で創業した練り物や、おでん種を製造する老舗店です。1950年(昭和25年)から、小岩へ移転され現在は3代目のご主人によって運営されています。多くの練り物は現在も手作りで作られているのだとか。

という、蒲清さんの外観です。旬の魚を活かした東京おでん、というのぼりが立っています。

入り口は狭い店内ですが、縦に長く大量の練り物が置かれています。これは悩んじゃう系だな。このお店以外で見たことないものもあり、ワクワクしちゃいますね。

もう少し寄り目で。ウインナー巻、大葉が巻かれているもの、しいたけ等々、お腹が許すなら全部食べてみたい。

はんぺんやがんもどき、ちくわぶ等、おでん用ん具材も揃っております。

写真を見ても何を買ったかわからない状態ですがw、ウインナー巻・カレーボール・椎茸串、その他おすすめされたものを購入しております。

この椎茸なんて、練り物と合わさったことで最高のご馳走になっています。美味しかった!

蒲鉾屋さんや練物屋さんは、海に近い地域にはまだまだ沢山残っているのですが、都内は100年越えに絞ってみると本当に数が少なく貴重な存在となっています。そんな中で、大衆的な価格で地域密着でご商売をされている蒲清さんは本当に貴重な存在です。近くに行くたびに購入したい!

———蒲清 基本情報———-
〇創業年  明治時代創業
〇営業時間
・10:00-17:30
※定休日なし
〇住所
東京都江戸川区南小岩6-27-13
(食べログ)⇒蒲清 (カマセイ) – 小岩/その他 | 食べログ

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