うなぎ秋本で、共水うなぎの蒲焼を食べる / 東京 千代田区麹町 1909年創業 (明治42年)

千代田区麹町は、武蔵国の国府であった府中への国府街道の江戸側出入口で「国府路(こうじ)」だったからとか、町内に小路(こうじ)が多かったからとか、幕府の麹御用役が住んでいたからとか由来には諸説あります。皇居の半蔵門から西に延びる甲州街道(現在の麹町通り・新宿通り)沿いは、その北側の番町地区の、江戸時代は旗本屋敷を、明治以降は政財界有力者や官僚等の邸宅を顧客とした商業地として栄え、昭和後半以降はビジネス街として賑わっています。オフィスビルが建ち並ぶ中に老舗の飲食店も残っています。

1910年創業、ミシュランも獲得したうなぎの名店 うなぎ秋本

麹町駅から徒歩3分ほど、半蔵門駅から徒歩6分ほどの場所にある うなぎ秋本。1909年(明治42年)に創業されたうなぎ店です。創業当時の麹町は、日本政府や軍に従事する方が多く出入りする土地でもあり、そういった方々へうなぎを提供されていたそうです。数寄屋造りの建物も素敵なお店で、ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014にて、4年連続1つ星を獲得した名店でもあります。

という、うなぎ秋本さんの外観です。瓢箪に「う」の文字が印象的な看板。

正面からの絵です。左側からは1階席に、右の通路から2階席へ上がります。今回は2階へご案内頂きました。

こちら2階の様子です。2階席は私が最初のお客さんでした。写真が撮れてラッキー。

こちらがメニューです。うなぎ秋本さんといえば、数量限定で共水うなぎを扱われていることで知られています。うな重に、松竹梅の上に鶴があるのが珍しいですね。

共水うなぎは、静岡県の大井川の伏流水で一般的なうなぎの2倍の期間育成した養殖ブランドうなぎの1つなのです。

ということで、 共水うなぎをオーダーしました。蒲焼、鰻重、白焼き等好きなスタイルでオーダーできるとのことだったので、今回は鰻重でオーダーしました。

蓋を開けるとこんな感じ。ご飯は下段に隠れております。

ででーん、ご飯が出てきます。共水うなぎを食べるの久しぶりでしたが、ふっくら感と甘さが最高でした。美味しいなぁ。

ここからは2017年に訪問した秋本さんのお写真です。建物は今と同じですね。
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その時も共水うなぎをオーダーしています。うなぎの焼き色がこの頃のほうが濃く見えますが、カメラの違いな気もしますw。
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この時は2名で訪問していたので、うな重・鶴もオーダーし食べ比べました。共水うなぎのほうが一段と上品な印象を受けましたが、どちらも美味しかったのが印象的でした。
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都内で美味しいうなぎを食べるなら、で思いつく店舗の1つが うなぎ秋本さんです。美味しいのはもちろんのこと、駅からのアクセスの良さ、そして数寄屋造りの建物の雰囲気の良さが素敵なのですよね。今度は夜食べに行きたいなぁ。

———-うなぎ秋本 基本情報———-
〇創業年 1909年創業 / 明治42年創業
〇営業時間
・ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)
・ディナー 17:00~20:30(L.O.20:00)
※日曜日・祝日・第2土曜日 定休日
〇住所
東京都千代田区麹町3-4-4
(公式サイト)⇒東京 麹町の接待に「うなぎ秋本」【ミシュラン獲得】

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