柿島屋で、馬肉の鍋を食べる / 東京 町田市 1884年創業 (明治17年)

東京都多摩地域南部の町田市は、神奈川県側に細長い市域が大きく突き出ており、1960年代以降は東京都区部・郊外のベッドタウンとして発展してきて、私立大学等の多数の教育機関が点在し、鉄道・道路網が発達し、小田急電鉄・JR町田駅周辺の原町田地区は百貨店・専門店・飲食店等が林立して多摩地域屈指の一大商業拠点・繁華街となっています。市名由来には、区画した田地(田の区画の意味の町と田)説等複数あります。(江戸期以前からの絹の道の名残の)絹糸・シクラメン・(薬師寺公園・円林寺の大賀蓮田に因む)菓子類・豚肉及び加工品・小山田三つ葉・まちだシルクメロン・苺・禅寺丸柿・牛乳・乳製品・竹豆腐・味噌・醤油・柿ワイン・薬師団子等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・食品店などが残っています。

1884年創業、馬喰(ばくろう)から馬肉屋へと転身した 柿島屋

町田駅から徒歩6分ほどの場所にある 柿島屋。1884年(明治17年)に創業した馬肉を提供する老舗店です。八王子⇄横浜の「絹の道」の中継点である町田は、荷物の運送に不可欠な馬の需要も高い街で、柿島屋さんは馬の売買・仲介をする馬喰として始まり、その後旅人に向けて馬肉を使った料理を提供したところ評判となり、現在は馬肉の専門店となっています。

という、柿島屋さんの外観です。看板に桜肉と書かれていますね。

もう少し正面から。入る前から価格感が伝わるのはありがたいですね。

こちらが店外の看板です。ちょっと見づらいですが、ほぼほぼ馬肉料理になっています。

店内に入りました。木札に書かれているのが馬肉メニューですね。名物は1番右にある肉なべとなります。

こちらが運ばれてきたメニュー表です。店外の看板と同じものですね。

今回はメニュー上部に載っていた、肉なべ上をオーダー。肉鍋=馬肉の桜鍋を指します。

夢中で食べたので、ぐつぐつする図を撮り忘れました。脂が濃厚でコッテリめで美味しかったです。

馬肉はわりとすぐ硬くなるので、さっと火を通す感じにして、そのまま溶き卵にダイブさせて食べます。美味しかった〜!

町田に馬肉屋さんがあるなんて思っても見なかったので、お伺いしてびっくりしました。ただ後で地理的な話を聞くと、確かにこの地には昔から馬の往来が多かったので、それが馬肉食に発展していった、ということなのでしょうね。また1つ賢くなった気分です。

——–柿島屋 基本情報———-
〇創業年 1884年創業 / 明治17年創業
〇営業時間
・平日 16:00 – 22:00
・土日 12:00 – 21:00
※水曜日 定休日
〇住所
東京都町田市原町田6丁目19−9 アーバン柿島2 1F
(公式サイト)⇒ 柿島屋|東京/町田駅徒歩6分の老舗馬肉専門料理店

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