ワダヤで、越後のみかみ家のリンゴジュースと越乃景虎 梅酒 / 東京 南品川・大井町 大正時代創業 (1900年代初頭)

品川地区は江戸時代には千住宿・板橋宿・内藤新宿と共に江戸四宿の一つとして、岡場所(非公認遊郭)としても、東海道53次の第一の宿場である品川宿が旅人や遊興客で栄え、今も北品川~南品川の旧東海道沿いでは寺院や商店などにその名残りをわずかに残しています。その品川宿は京浜急行電鉄の北品川駅・新馬場駅(北品川)から青物横丁駅(北品川~南品川)辺りまで続いていました。また品川区南品川の北東部には第一京浜(国道15号線)からJR大井町駅(品川区大井)に向かうゼームス坂通り(長さ約400m・最大勾配約3.5%)があり、明治初期に急坂の旧・浅間坂を私財で緩やかにした坂下の住人で英国人のJ.M.ゼームス(ジェームス)に由来しています。寺院も多く、工場・商店・住宅などが混在する南品川にも老舗の食品店が残っています。

大正時代創業、日本各地の名酒を取り扱う ワダヤ

大井町駅・鮫洲駅・青物横丁駅のそれぞれから徒歩5−7分ほどの場所にある ワダヤ。大正時代(1900年代初頭)に、和田音吉氏が創業し、初代の名前から和田音吉商店と名付けられています。今も社名は和田音吉商店で、ワダヤは屋号となるようです。一時期はローソンとして運営されておりましたが、さまざまな経緯を経て4代目の方に代替わりした際に、お酒の専門店として再スタートされています。

という、ワダヤさんの外観です。商店街の角地にあります。

店内に入りました。獺祭・久保田といった名酒が出迎えてくれます。あまりお酒を飲まない私でもわかる有名なお酒が沢山置いてあり、かなりテンションあがりました。

最近は幻の牛肉と評価の高い、尾崎牛の販売もされています。正規ルートで常時販売されているのは、都内でワダヤさんだけなのだとか。すごい品揃え力だ。

色々悩んだ結果、今回は青森・みかみ家の100%りんごジュースと、新潟の越乃景虎の梅酒を購入しました

このリンゴジュースのラベル、想いが伝わってきてとても良いですよね。

どちらも初めて見たものを購入したのですが、りんごジュースは濃厚な甘さがあるのにベタつかず凄く飲みやすかったですし、越乃景虎 梅酒も清酒ベースで作っているからか、甘さ控えめですっきり飲めて美味しかったです。どちらもまた買いたい。家からそこそこ近い場所にこんな素敵な酒屋さんがあったなんて、ちょっと嬉しくなりました。

——-ワダヤ (和田音吉商店) 基本情報———-
〇創業年 大正時代創業 (1900年代初頭)
〇営業時間
・平日 10:00 – 20:00
・土日祝 11:00 – 19:00
※水曜日 定休日
〇住所
東京都品川区南品川5-14-14
(公式サイト)⇒ ワダヤ – 日本酒とワインが豊富な品川・大井町の酒屋

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