大分県北西部の日田(ひた)市は、福岡・熊本両県と接し、山に囲まれ多くの河川が流れ込む盆地にあります。かつては豊後国で、江戸時代は幕府直轄領であり、中期以降は郡代による九州各地の天領支配の拠点となりました。地名由来には4世紀頃在位とされる景行天皇の九州遠征時に人間姿で現れた神の久津媛(ひさつひめ)転訛説、飛来の大鷹が飛び去り後に湖水が干潟化し三つの丘が現れたとの神話によるヒタカ転訛説等の諸説があります。日田やきそば・高菜巻(寿司)・ひたん寿司・もみじ(鶏足煮)・たらおさ(棒鱈の胃)煮〆(ぼんだら)等の地場料理、とり天・だんご汁等の県特有の郷土料理があり、市内には和菓子店・食品店など老舗が残っています。
1804年創業、清酒の製造販売業から始まった 井上酒造
大鶴駅から徒歩14分ほど、日田駅から車で25分前後の場所にある 井上酒造。1804年(文化元年)に、清酒の製造販売業を始めたことが創業です。井上酒造さんといえば、清酒・角の井で知られていますが、こちらは1908年(明治41年)から販売を開始されています。現在は焼酎・百助も評価が高く、様々な賞を獲得されています。
という、井上酒造さんの麦焼酎・初代百助(ももすけ)を購入しました。
ラベルをアップでどうぞ。百助は創業者のお名前だそう。大麦100%で造られています。
麦焼酎はあまり馴染みがないのですが、麦の香り豊でパンチがありとても美味しかったです。味濃いめのお魚や油物が合いそうですね。最近色々と美味しい焼酎に出会えているので、もっと詳しくなりたいなぁ。
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——- 井上酒造 基本情報———-
〇創業年 1804年創業 / 文化元年創業
〇営業時間
・8:00-17:00
※土・日・祝 定休日
〇住所
大分県日田市大字大肥2220-1
(公式サイト)⇒ (株)井上酒造-日本酒と本格焼酎、大分・天領日田の蔵元