およそ400年前に県名の由来となった、東海道五十三次3番目の宿場 神奈川宿が設置された横浜市神奈川区。浦島太郎両親の墓があるとの伝説でも知られています。多くの買物客で賑わう市内最長の大口通商店街や、戦前から続く六角橋商店街をはじめ、区内には何軒かの老舗が存在しています。
1891年創業、ルーツは江戸時代にあるお蕎麦屋さん 飯田屋
新子安駅から徒歩3分ほどの場所にある 飯田屋。元々は東海道の旅人向けに料理を出していたお店ですが、1891年(明治24年)に、お蕎麦屋さんへ転身されたそうです。現在は5代目のご夫婦が運営されています。
こちらが店舗外観。平成に入ってから改装されているので、かなり奇麗な見た目です。
飯田屋さんは老舗ながらセット物がお得なんです。最も安い「玉子丼 + もり 又は かけ」は870円!
今回は天丼1030円をオーダーしました。天丼もお蕎麦もフルサイズで出てきます。かなりのボリューム!
こちらがお蕎麦。かなり白っぽいので、更科っぽい感じでした。
こちらが天丼。昔ながらのツユ濃い系天丼。量もあいまってかなりガツンときます。
昔ながらのお蕎麦屋さんにたまに飾られている「おそばの値段と変遷」表が飾られていました。これが飾ってあるお店は老舗率高いですw。
飯田屋さんは老舗お蕎麦屋さんながら、大衆価格で毎日でも通えるお店。お昼時に伺ったのですが、サラリーマン客と、お近くに住まれているであろう地元のお客さんが半々で、良いバランスのお店でした。こういう地元密着型の蕎麦屋は、家の近くに欲しくなっちゃいますね。
——- 飯田屋 基本情報———-
〇創業年 1891年創業 / 明治24年創業
〇営業時間
11:00~15:00
17:00~20:00
土曜のみ11:00~14:00
※日曜日・祝日の月曜日 定休日
〇住所
神奈川県横浜市神奈川区子安通り3-340
(食べログ)⇒ 飯田屋 – 子安/そば [食べログ]