花見煎餅吾妻屋で鎌倉銘菓”大路の松”を食べる / 神奈川 鎌倉 1904年創業 (明治37年)

鎌倉大仏(高徳院)を始め鎌倉五山など多くの社寺が点在する神奈川県鎌倉市。中世の鎌倉幕府以降は衰退していましたが、江戸時代中期に徳川光圀編纂「新編鎌倉志」で名所旧跡が紹介されたことから、寺社も復興され江戸庶民の行楽地として賑わいを取り戻しました。明治以降は保養・別荘地として発展し、特に昭和初期以降は鎌倉文士などの文化人も多く居住。近年は人気の近郊観光地として賑わっており、各所に数多くの老舗の飲食店や和菓子店などが点在しています。

1904年創業、鎌倉にちなんだお菓子を多数製造・販売する 花見煎餅吾妻屋

江ノ電 和田塚から徒歩約3分ほどの場所にある 花見煎餅吾妻屋。1904年(明治37年)と100年以上の歴史を持つ和菓子店です。花見煎餅吾妻屋という名前は日本各地にありますが、総本店であったと思われる伊勢佐木町の花見煎餅吾妻屋総本店(2018年1月20日閉店)の創業が、1年後の1905年(明治38年)とあり、その関係性は不明です。別で創業していた等事情があるのでしょうか(ご存知の方、教えてください)。

という花見煎餅吾妻屋さんの外観はこちら。煎餅と名がついていますが、和菓子屋さんと捉えて頂いたほうが実態に近いかと。 店頭には商品の展示も。鎌倉銘菓”大路の松”が有名ですね。 こちらがディスプレイの様子。色んな和菓子を販売されています。 今回購入したのは、鎌倉銘菓の”大路の松”。鶴岡八幡宮へと続く鎌倉のメインストリート若宮大路と、道沿いにある松をモチーフにしたお菓子なのだそう。 中身はこんな感じ。求肥に餡子が練り込んであるため、甘くってモチモチしたお菓子に仕上がってます。美味しい。

花見煎餅吾妻屋さんは、”大路の松”以外にも、大仏をモチーフにした”カマクラマン”、”由比の長者団子”等々、鎌倉にちなんだお菓子が沢山販売されています。鎌倉っぽいお土産を買うお店にピッタリですね。鎌倉散策時に立ち寄っていつかコンプリートしてみたいです。

——- 花見煎餅吾妻屋 基本情報———-
〇創業年 1904年創業 / 明治37年創業
〇営業時間
・7:30~19:30
※月曜日 定休日
〇住所
神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-3-23
(公式ページ)⇒ 鎌倉 和菓子 花見煎餅吾妻屋

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