玉露園・こんぶ茶は発売100年超えのロングセラー / 東京 文京区関口 1916年創業 (大正5年)

東京メトロの江戸川橋駅から程近い文京区関口は、一帯で南北朝時代から椿が自生し“椿山(つばきやま)”と称されていました。敷地内にホテル椿山荘東京が建つ椿山荘庭園は、江戸時代は久留里藩黒田家下屋敷で、明治初期に山縣有朋が屋敷を建て“椿山荘(ちんざんそう)”と命名し作庭、大正以降は大阪の藤田財閥の東京別邸となりました。付近には東京カテドラル聖マリア大聖堂として知られるカトリック関口教会があります。関口の地名は、江戸時代に井の頭池(現・東京都三鷹市)を水源とする神田上水の水位を上げ、余水を神田川に分流するために築かれ江戸名所図会にも目白下大洗堰として登場する大洗堰(おおあらいぜき)が由来とされています(奥州街道関所説もあり)。目白台から続く高台の文教地区でもあるこの町にも老舗の食品店が残っています。

1916年創業、こんぶ茶の元祖&トップメーカー 玉露園

江戸川橋駅から徒歩3分ほどの場所にある 玉露園。1916年(大正5年)に、藤田馬三氏が亀戸にて、静岡園を開店したことが始まりです。1918年(大正7年)には、今に知られる こんぶ茶を発売しています。時期的に見て、インスタント飲料の元祖とも言えるそうです。その後1930年(昭和5年)に千代田区神田に移り、商号を玉露園とされ、1956年(昭和31年)に現在本社を置く文京区に本社ビルを立てられています。

という、玉露園さんといえば、個人的にはうめこんぶ茶のほうが好みなのです。ということで、うめこんぶ茶を購入しました。おかげさまで100thと缶に露出しております。

蓋を開けるとこんな感じ。缶の中にアルミに入った粉末のうめこんぶ茶が入っております。

お湯で戻した姿がこちら。旨味と酸味のバランスが良いですよね。

近年、こんぶ茶及びうめこんぶ茶は飲み物としてだけでなく、調味料として活用されて始めています。パスタに混ぜるだけで和風の味付けになるし、ドレッシングの調味料としても使いやすいですよね。全ては昆布のなせる技な気がするので、昆布に感謝しかないですね。

↓うめこんぶ茶は、楽天でもお取り寄せできますよ。

——— 玉露園 基本情報———-
〇創業年 1916年創業 / 大正5年創業
〇営業時間
・9:00~17:30
※土曜・日曜 定休日
〇住所
東京都文京区関口1丁目13-19
(公式サイト)⇒玉露園ホームページ

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