※2019年10月31日をもって休業に入られました。今後の予定はTwitterと公式サイトで発表されていくようです。復活お待ちしております!
横浜市中区山下町一帯に広がる横浜中華街は、神戸南京町や長崎新地中華街と共に日本の三大中華街の一つ。江戸時代末期に横浜開港と共に外国人居留地が造成されて欧米人等が集まり、中国人貿易商がその一角に関帝廟を中心に学校などを建て、食料品・雑貨・衣料などの商店が並び始め中華街の原型が出来始めました。当初は現存店も含め数軒だった中華料理店も明治33年(1900年)頃以降には一挙に増加し、大正の震災復興後は本格的な中華街として発展を。今は500店以上の飲食店を始め各種店舗を擁する、東アジア最大の中華街となっており、連日多くの来街者で賑わう名所となりました。明治・大正創業の老舗の飲食店や食品店も残っています。
大正時代創業、新メニューにチャレンジを続ける福養軒
石川町駅から中華街へ入って直ぐの場所にある福養軒。大正創業とお店でアピールされておりますが、お店の人によると大正何年創業かはわからないそうです。
こちらが店舗外観。ロゴの上に大正創業の文字が光ります。
パッとメニューを見たところ、お酒に最適化されているかのようなメニュー構成を感じ、取り敢えずビールを頼みました。ザーサイとの相性最高!
せっかくなのでザーサイもアップで。ザーサイのおいしさが分かると大人になった感ありますよね。
メニューにセットものがあったのでオーダー。ビールと相性の良さそうなBセットをチョイス。
まずはチャーシュー的なやつ。塩味がちょうど良い。
そして、スペアリブの黒豆煮。この店の名物らしく、トロトロで超美味しかった!
最後にピーマンの肉詰め。中華的な味付けでこれもビールに合う味。
で、このお店にはもう一つあって、それがカレー、なんです。中華料理屋なのにカレー。メニューにもバッチリ載ってます。
こんな感じのです。中華の出汁で作ったカレーに、油通ししてある具材がハマる素敵カレー。このカレーは中華街来たらチャレンジしてもらいたい味です。
福養軒さんは長い歴史を持つ中華料理屋でありながら、チャレンジングなメニューに色々挑戦されている新しい中華料理店です。中華街の食べ放題に飽きたら(飽きる前でもいいけど)、ぜひ福養軒さんに訪れてみて下さい。面白い体験が出来るかと。
——-福養軒 基本情報———-
〇創業年 大正創業
〇営業時間
11:30~21:00
ランチタイム11:30~14:00
※火曜日 定休日
〇住所
神奈川県横浜市中区山下町214
(公式サイト)⇒ 横浜中華街 福養軒