栄泉堂岡埜の、焼豆大福の美味しさよ！ / 東京千石 1902年創業 (明治35年)

文京区千石は、御三卿の一つである一橋徳川家所有の樹林地があった場所（現、千石緑地）。小石川植物園の”石”と、そばを流れる千川の”千”をとり千石と呼ばれることになったこの地にある、老舗店にお伺いしました。

千石駅から徒歩1分の場所にある栄泉堂岡埜。1902年（明治35年）創業の、大福系に定評のある老舗和菓子店です。お名前から察するに、上野にあった岡埜栄泉さんの暖簾分け店でしょうか。共に大福が名物ですしね。

という栄泉堂岡埜さん、お店に近づくと焼豆大福のノボリが。名物！って感じがしてきますね。もう少し正面の外観写真。色々なお菓子を販売されていることが、お店の外からでも分かります。お店に入りました。ディスプレイの中に沢山のお菓子が並んでいます。試したくなるのが沢山あるな…。

今回は他を試したい気分を抑えて、焼豆大福を購入。名前からわかる通り、豆大福を焼いているんです。

購入した焼豆大福がこちら。上部の焦がしがある部分で、「焼き」工程が入っているのが伝わってきますね。

焼豆大福、名前の通り焼いてあるわけので、香ばしくって少し硬い感じかと思いきや、香ばしさはあるもののむしろ口当たりは柔らかくなっていて、とっても上品な食感。甘さも控えめで美味しい！焼き加減に技術が隠されていそうです。これ、とっても美味しいのでお近くの方は是非食べに行ってみてください！

———栄泉堂岡埜基本情報———-
〇創業年　1902年創業 / 明治35年創業
〇営業時間
・9:00～18:30 (土)は18時閉店
※日曜日定休日
〇住所
東京都文京区本駒込6-2-1
（全国和菓子協会公式ページ）⇒栄泉堂岡埜