浅草おでん大多福でディナー / 東京 浅草 1915年創業 (大正4年)

江戸時代に芳町(現在の中央区日本橋人形町周辺)から移転した遊郭(新吉原)が昭和中期まで一部に存在していた台東区千束は、浅草寺の裏手に町が広がっており、かつて居住していた樋口一葉の一葉記念館や毎年11月の酉の市で賑わう鳳(おおとり)神社などの名所もあり、千束通り商店街が長く伸びていて、老舗の飲食店なども何軒か残っています。

1915年創業、浅草駅すぐにある浅草おでん大多福

銀座線浅草駅を出てすぐの場所に、浅草おでん大多福の仮店舗があります(本店は現在工事中)。ルーツは大阪の浪速千日前で、大正4年にこの浅草に移られたそうです。

仮店舗はビルの中で、1Fに小さな看板が出ています。 エレベーターを3Fまであがると、大多福のロゴに迎えられます。最初見た時は分からなかったのですが、〇の上部に「大」の字、そして下部の左に福、右に多があります。 入ってカウンターに通され、色々とオーダー。普段はあまり飲まないのですが、おでんにはビールですよね、と、ビールを1杯だけオーダー。

こちらはお通し。ザーサイ的なものと、春雨的なもの。おでんへの期待値を上げてくれる味です。

そしておでん。玉子、大根といった定番に、個人的に好きな昆布巻き、珍しめの種で気になった、車麩とホタテをオーダー。

練り物系も追加オーダー。

大多福さんのおでんは、見た目よりやや味濃い目でずっしり感があり、お酒が良く進む味です。浅草散策につかれた体に染み入りますね。
今回はおでん以外オーダーしなかったのですが、おでん以外の和食メニューも豊富なお店です。お通しから想像するに、美味しいのは間違いないので、おでんをつまみつつ、つまみに他のメニューを試してみるのも楽しそうですね。大多福さんは幅広いメニューから頼めるのも、楽しみの一つかなと思います。

——-浅草おでん大多福 基本情報———-
〇創業年 大正4年創業 / 1915年創業
〇営業時間
[火~金・土]17:00〜23:00
[土・日・祝]12:00〜14:00
[日・祝]17:00〜21:00
※月曜日 定休日
〇住所
東京都台東区千束1-6-2
(公式サイト)⇒ 浅草おでん大多福

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