横濱文明堂で、極上金かすてら / 神奈川 横濱 1900年創業 (明治33年) ※横濱文明堂の分家は1933年(昭和8年)

行政機関や企業が集積する横浜市中区は、山下公園・港の見える丘公園・横浜中華街・元町・伊勢佐木町などの繁華街や行楽・観光地を擁す横浜の中心地の一つ。関内・桜木町地区を中心に老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く点在しています。

1900年創業、80年以上の歴史を持つカステラの老舗 横濱文明堂

伊勢佐木長者町から徒歩で6分、関内駅から徒歩10分強の場所にあるのが、カステラの老舗 横濱文明堂 伊勢佐木町四丁目本店。1900年(明治33年)に長崎で創業し、1933年(昭和8年)に横浜店を開業。この横浜店が現在の横濱文明堂となります。文明堂さんは、長崎の総本店をはじめ、文明堂銀座店、文明堂東京、浜松文明堂等様々な暖簾分け店が存在していますが、「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」という有名なCMは関東地方の文明堂さんが共同で実施したCMだったそうです。

ということでこちらが店舗外観。伊勢佐木モールの奥のほうにある店舗です。 正面からはこんな感じ。縦に長いお店です。日本各地でそれぞれ別経営の文明堂さんがありますが、各地の店舗で販売されいる商品が異なります。横濱文明堂さんといえば、こちらの極上金かすてら(Z)が有名。パッケージも金色です! ディスプレイも極上金かすてら(Z)だらけ! ということで買ってきました。パッケージが黄金に輝いています。
包装を取るとこんな感じで更に金の箱。金の箔押しの文字も輝いております。 こちらのカステラ、実は切れた状態で入っているんですね。こういう心遣い、とても嬉しい。オフィスに持っていく時、包丁がない場所も多いので凄く助かります。

極上金かすてら(Z)は、食べるの初めてだったんですけど、卵の味が濃く、甘いんだけれどしつこくないしっとり食感で、「あぁ、良いもの食べてるなぁ」って感じがして最高でした。これはまた買おう。 こちらはカステラに封入されていた紙。なるほどあの卵の濃さは白身を減らして黄身を増やしたから、だったのか。砂糖には和三盆を加えているそう。しかも手焼きだそうですよ!(手焼きの件はウェブで知りました)日本各地にある文明堂さんは、暖簾分けからは100年経っていないため掲載をどうしようか、とやや悩んだのですが、100年経った総本家以外に各地で長らく営業されて、かつ、それぞれの商品展開をされており、単純に僕が全部の店に行きたくなったため、掲載することにしました。近々長崎の総本店さんにも伺うので、今後日本全国の文明堂さんを食べ比べてみたいと思います。

——- 横濱文明堂 基本情報———-
〇創業年  1900年創業 / 明治33年創業 ※横濱文明堂の分家は1933年(昭和8年)
〇営業時間
10:00~19:00
※定休日なし
〇住所
神奈川県横浜市中区伊勢佐木町4-114 ライオンズプラザ伊勢佐木町通り1F
(公式サイト)⇒ 横浜文明堂 | 贈り物やギフトに文明堂の「極上金かすてら」

 

2件のコメント

  1. ・長崎にはカステラの老舗銘店が数多と在りますから廻るのは大難儀ですし、更に全国の文明堂となると気が遠くなりそうです。私は手近か派ですから、福砂屋の東京支店、どころか百貨店の出店で大満足ですが。
    ・東京では、四谷の明治後期創業「坂本屋」のようなカステラ専門店も在りますが、既に掲載されていらっしゃる秋葉原の「松屋」のように、製造販売する和洋菓子の一つとしてカステラも取り扱っているとか、洋菓子屋やパン屋でカステラやシベリアなども扱っているとかの店が多いような気がします。
    ・そんな菓子店の中には、長崎式ではなく東京風のカステラを製造販売している處も在って、好みは別として、代表的なのは、栗むし羊羹で知られる、浅草雷門前の、江戸末期創業の「龍昇亭西むら」の“東京かすていら”ではないかと存じます。(ところで、隣接の亀十はいつ頃からあんな行列店になったんでしょうね。二た昔前位までは、どら焼きも有るには有ったでしょうが、黒糖風味で蒸しパン風の松風あたりが知られる程度でそんなに混んでおらず、雷門前だと、何と云っても、広重が描き、金竜山浅草寺御用の縁から屋号を付した「龍昇亭西むら」がその伝統と格式とを誇っていましたし、今も隣の喧騒を物ともせずに悠然と構えて銘品を商っているところは流石、これぞ老舗と云う姿だと思っています。)

    1. ・実は昨日長崎におりまして、文明堂総本店さんと、元祖カステラの松翁軒さんへ行ってきました。
      長崎ちゃんと理解してなかったのですが、行ってびっくりしました。老舗が多すぎて、テンション上がり過ぎましたw。
      人生の楽しみが増えたと思って気長にぼちぼち訪問していこうと思います。

      ・龍昇亭西むらさん、名物の栗むし羊羹を食べる機会が中々ないためまだ伺えていないのです。
      (和菓子系はオフィスで食べることが多いので、切り分けが発生するものを購入しづらいという事情がありまして)
      東京かすていら、かなり食べたくなってきたので、栗むし羊羹の代わりに近々買ってきます!

      ・亀十さんは私が気が付いたころには有名店になっていました。
      東京三大どら焼き、と言われ始めたころから、なんでしょうか。
      僕も乗りがちなので人のこと言えないですが、三大、と付くとやっぱり有難くなっちゃうんでしょうね。

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