“まるてん”こと八頭司羊羹舗の、むかしむかし小城の切羊羹 / 佐賀 小城市 創業100年超え

佐賀県中央部の小城(おぎ)市は、県庁所在地の佐賀市に隣接し南部は有明海に面しています。地名は土蜘蛛(つちぐも、上古の反朝廷土豪)防御用の堡(おき、砦)に由来するとされています。小城町旧市街地は小京都と称され、小城公園内の二代藩主造営庭園(自楽園)や清水川上流の清水の滝等の名所・旧跡があります。江戸時代に砂糖が長崎街道経由(通称シュガーロード)で豊富に流通したため県内各所で製菓業が盛んで、小城羊羹が全国に知られています。名水に育まれた鯉の料理・牛津の蒲鉾・炭酸飲料・丸ぼうろ等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

創業100年越え、小城駅直ぐそばで羊羹を作り続ける 八頭司羊羹舗

小城駅から徒歩2分ほどの場所にある 八頭司羊羹舗。詳しい創業年はわかりませんが、創業100余年とありますので、明治期から大正期にかけて創業されたのかと思います。小城市には八頭司(やとうじ)と名の付く羊羹店が3店舗あり、そのうちの一軒が八頭司羊羹舗となります。ちなみに3軒は徒歩1分程度圏内の近くにあります。

という、八頭司羊羹舗さんの外観。まるてん、という愛称で知られる同店のいりぐちに、まるてんのマークがあります。

こっちの写真のほうが、まるてん見やすいですね。駐車場の目の前にあります。

店内に入りました。クラシックな趣の店内に、羊羹が並んでいます。全部美味しそうだなぁ。

今回は切羊羹の、周りが砂糖衣で包まれているタイプを購入しました。暗いところで撮ったので見づらいですが、白・黒・緑の3種類入っております。

という、切羊羹。正方形に近い切り方でした。

今回の旅は、小城羊羹の老舗店の砂糖衣に包まれた昔タイプの羊羹(切り羊羹、断ち羊羹、むかし羊羹等と呼ばれる)を食べ比べしたいと、そちらのタイプばかりを買って食べ比べました。どれも美味しかったのですが、八頭司羊羹舗さんは一般タイプの羊羹も美味しいらしいので、そちらも買えばよかったと後悔…。まあ、また行けば良いのですけれどw。

——–八頭司羊羹舗 基本情報———-
〇創業年 創業100年超え
〇営業時間
・7:30-19:00
※不定休
〇住所
佐賀県小城市三日月町久米2116
(食べログ)⇒ 八頭司羊羹舗 – 小城/和菓子 | 食べログ

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