渥美清さんも愛した大和家の上天丼、最高だった! / 東京 柴又 1885年創業 (明治18年)

葛飾区柴又は古くから題経寺(柴又帝釈天)の門前町として栄えていましたが、映画『男はつらいよ』の舞台となって全国的に知られ、江戸川対岸の千葉県松戸市への“矢切の渡し”等と共に多くの観光客で賑わっています。地名は、戦国時代に古代からの“嶋俣(しままた、河川合流地の島状地形)”から“柴又”に転訛して江戸時代に定着したと言われており、「男はつらいよ」第1作公開2年前の1967年(昭和42年)に旧柴又町が他地区を併合して現町名となりました。住宅地が広がる中に東京都金町浄水場が立地しています。帝釈天の参道や周辺には老舗の飲食店や和菓子店なども残っているんですよ。

1885年創業、山田洋次監督・渥美清さんが愛した上天丼を提供する 大和家

柴又駅から徒歩5分ほどの場所、帝釈天への向かう参道にある 大和家。1885年に創業された同店は、イートインの天ぷら系と、テイクアウトの草団子を販売されているお店です。男はつらいよ撮影中に、山田洋次監督、渥美清さん(寅さん)が通い、食べていたという上天丼が有名です。

という大和家さんの外観。ランチタイムをやや過ぎたのに行列でした。

行列の理由は、店頭から漂う天ぷらの香りも一要因。胡麻油の香りが店頭から漂ってきて、食べたさが止まらなくなりますw。

いやー、美味しそう!

店頭に入りました。こちらがメニュー、天丼、天ぷら、おでん&飲み物とシンプルなメニュー構成です。男はつらいよ出演者とのお写真も飾られていました。

山田洋次監督のサインもありました。期待値上がりますね。

ということでやってきました、上天丼です。海老が超デカい…! あんまり代わり映えしませんが、もう一枚。やってきた瞬間にテンションあがりました。海老は正義!

大和家さんの天丼は、ややコッテリ気味のジャンクな味。そうそう、昔の天丼ってこんな感じだったよね。ちなみに上述した通り、渥美清さんがこの上天丼が大好きだったそうですが、寅さんの役中では天ぷら嫌いとなっています(そういうセリフがある)。が、渥美清さん自身は天ぷらが大好きだったそうですよ。そんな渥美清さんが大好きだった大和家さんの上天丼を是非!

——-大和家 基本情報———-
〇創業年 1885年創業 / 明治18年創業
〇営業時間
9:00~17:00
[飲食] 11:00~16:00
※不定休
〇住所
東京都葛飾区柴又7-7-4
(食べログ)⇒ 大和家 (やまとや) – 柴又/天丼・天重 [食べログ]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です